別わかれ歌うたきく棧橋さんばしは
縁えんを切きるひと すがるひと
世間せけんが許ゆるさぬ 恋こいをして
石いしのつぶてを 受うけるひと
ああ わたし
あてない なみだ船せん
傷きずの深ふかさに 気きがついて
あとは女おんなの ぬけがらよ
お人形にんぎょうみたいに 抱いだかれて
似にてる面影おもかげ 追おっている
ああ わたし
あてない ながれ船せん
ここはどこやら 誰だれの胸むね
さめて悲かなしい 夜明よあけごろ
うわさに追おわれた ふるさとへ
明日あすは帰かえろか 明後日あさってか
ああ わたし
あてない かえり船せん
別wakaれre歌utaきくkiku棧橋sanbashiはha
縁enをwo切kiるひとruhito すがるひとsugaruhito
世間sekenがga許yuruさぬsanu 恋koiをしてwoshite
石ishiのつぶてをnotsubutewo 受uけるひとkeruhito
ああaa わたしwatashi
あてないatenai なみだnamida船sen
傷kizuのno深fukaさにsani 気kiがついてgatsuite
あとはatoha女onnaのno ぬけがらよnukegarayo
おo人形ningyouみたいにmitaini 抱idaかれてkarete
似niてるteru面影omokage 追oっているtteiru
ああaa わたしwatashi
あてないatenai ながれnagare船sen
ここはどこやらkokohadokoyara 誰dareのno胸mune
さめてsamete悲kanaしいshii 夜明yoaけごろkegoro
うわさにuwasani追oわれたwareta ふるさとへfurusatohe
明日asuはha帰kaeろかroka 明後日asatteかka
ああaa わたしwatashi
あてないatenai かえりkaeri船sen