波止場町 歌詞 森進一 ふりがな付

肩かたで泣なくような 別わかれなど
したくないわと 言いったのに
海峡かいきょう一ひとつに 心こころを裂さかれ
鴎かもめ死しぬように 恋こいも死しぬ
函館はこだて 函館はこだて 波止場町はとばちょう

夜よるの伊勢佐木いせざき ブルースに
にがい酒さけのむ 人ひともいる
あなたひとりが 男おとこじゃないと
酔よった女おんなが 泣なく町まちは
横浜よこはま 横浜よこはま 波止場町はとばちょう

瀬戸せとは凪ないでも この胸むねは
つらい未練みれんの 風かぜが吹ふく
あなたがつけた あの夜よるの傷きずが
消きえる頃ころには 忘わすれましょう
高松たかまつ 高松たかまつ 波止場町はとばちょう

今度こんど逢あえたら 意地いじも捨すて
燃もえて何度なんども すがりたい
恋こいにめくらの 女おんながひとり
泣ないてたずねて 来きた町まちは
鹿児島かごしま 鹿児島かごしま 波止場町はとばちょう

函館はこだて 横浜よこはま 高松たかまつ 鹿児島かごしま
恋こいと涙なみだの 波止場町はとばちょう