夢また夢 歌詞 前川清,梅沢富美男 ふりがな付

「恋こいなんか、今いまさら出来できないさ」
強つよがって グラス空あけた

すがるような 君きみの涙なみだ
閉とざした愛あいの 堅かたい扉とびら
今夜こんや 静しずかに 開ひらいてくれた

恋こいは 遠とおい日ひの (遠とおい日ひの)
恋こいは 夢ゆめじゃない (夢ゆめじゃない)
たしかな このときめき
二人ふたり 吐息といきまで (吐息といきまで)
二人ふたり ゆれながら (ゆれながら)
夢ゆめまた夢ゆめの 君きみがいる

いつからか 大人おとなになり過すぎて
臆病おくびょうに 生いきてきたよ

もっと早はやく 出逢であえたなら
こころに熱あつく 嵐あらし吹ふいて
すぐに くちびる 奪うばっただろう

恋こいは 遠とおい日ひの (遠とおい日ひの)
恋こいは 夢ゆめじゃない (夢ゆめじゃない)
まぶしく 君きみが笑わらう
二人ふたり 闇やみのなか (闇やみのなか)
二人ふたり とけ合あって (とけ合あって)
夢ゆめまた夢ゆめの 君きみがいる

都会とかいでは 見みえない星ほしのように
ためらった 言葉ことばがある

「好すきだ」という 一言ひとことさえ
言いえずに深ふかく 胸むねの奥おくに
だけど 誰だれより 抱だきしめたくて

恋こいは 遠とおい日ひの (遠とおい日ひの)
恋こいは 夢ゆめじゃない (夢ゆめじゃない)
たしかな このぬくもり
二人ふたり 運命うんめいは (運命うんめいは)
二人ふたり おなじ糸いと (おなじ糸いと)
夢ゆめまた夢ゆめの 君きみがいる