駅えきを下おりれば 海峡かいきょうが
ここまで迫せまって 来くるようで
ひとり立たたずむ 湾いりうみは
群むれ翔とぶカモメに 息いきを呑のむ
三陸さんりく女川おながわ ここへ来きた
あなたを忘わすれる 旅路たびじです
いつか港みなとに 夕闇ゆうやみが
海うみからかぶさり 始はじまって
旅たびの寂さびしさ つのります
遠とおくの町まちまで 来きたものと
三陸さんりく断崖きりぎし 風かぜの音おと
身みを引ひく女おんなの 胸むねの内うち
漁船ふねを出だす人ひと 送おくる人ひと
港みなとのしあわせ ここにある
そんな暮くらしに ふと触さわれて
灯あかりがともるわ 私わたしにも
三陸さんりく釜石かまいし 北きたへ行ゆく
明日あしたへ出直でなおす 旅路たびじです
駅ekiをwo下oりればrireba 海峡kaikyouがga
ここまでkokomade迫semaってtte 来kuるようでruyoude
ひとりhitori立taたずむtazumu 湾iriumiはha
群muれre翔toぶbuカモメkamomeにni 息ikiをwo呑noむmu
三陸sanriku女川onagawa ここへkokohe来kiたta
あなたをanatawo忘wasuれるreru 旅路tabijiですdesu
いつかitsuka港minatoにni 夕闇yuuyamiがga
海umiからかぶさりkarakabusari 始hajiまってmatte
旅tabiのno寂sabiしさshisa つのりますtsunorimasu
遠tooくのkuno町machiまでmade 来kiたものとtamonoto
三陸sanriku断崖kirigishi 風kazeのno音oto
身miをwo引hiくku女onnaのno 胸muneのno内uchi
漁船funeをwo出daすsu人hito 送okuるru人hito
港minatoのしあわせnoshiawase ここにあるkokoniaru
そんなsonna暮kuらしにrashini ふとfuto触sawaれてrete
灯akaりがともるわrigatomoruwa 私watashiにもnimo
三陸sanriku釜石kamaishi 北kitaへhe行yuくku
明日ashitaへhe出直denaoすsu 旅路tabijiですdesu