望郷浪花節 歌詞 金田たつえ,宮史郎 ふりがな付

(女おんな)知しらない町まちの 遠とお灯あかり
(女おんな)夜汽車よぎしゃの窓まどからみる度たびに
(女おんな)想おもい出だします 大阪おおさかを…
(男おとこ)水みずの都みやこの 八百はっぴゃく八橋やつはし
(男おとこ)瞼まぶたに今日きょうも浮うかびます
(男女だんじょ)なぜ悲かなし あゝああ望郷ぼうきょう浪花節なにわぶし

(男おとこ)駆かけ落おち者ものと うしろ指ゆび
(男おとこ)さされて他国たこくで 暮くらすより
(男おとこ)世帯せたい持もとうか 大阪おおさかで…
(女おんな)同おなじことなら 通天閣つうてんかくの
(女おんな)灯あかりがみえるとこがいい
(男女だんじょ)夢ゆめをかけるあゝああ望郷ぼうきょう浪花節なにわぶし

(男おとこ)逃にげたらあかん 世間せけんから
(女おんな)出直でなおしましょうか 二人ふたりして
(男女だんじょ)この身み托たくした 大阪おおさかに…
(男おとこ)お初はつ天神てんじん 水掛みずかけ不動ふどう
(女おんな)願がんかけまする倖しあわせに
(男女だんじょ)空晴そらはれてあゝああ望郷ぼうきょう浪花節なにわぶし