春はるは名なのみの 風かぜの寒さむさや
谷たにの鶯うぐいす 歌うたは思おもえど
時ときにあらずと 声こえも立たてず
時ときにあらずと 声こえも立たてず
氷こおり解とけ去さり あしは角つのぐむ
さては時ときぞと 思おもうあやにく
今日きょうもきのうも 雪ゆきの空そら
今日きょうもきのうも 雪ゆきの空そら
春はると聞きかねば 知しらでありしを
聞きけばせかるる 胸むねの思おもいを
いかにせよとの この頃ごろか
いかにせよとの この頃ごろか
春haruはha名naのみのnomino 風kazeのno寒samuさやsaya
谷taniのno鶯uguisu 歌utaはha思omoえどedo
時tokiにあらずとniarazuto 声koeもmo立taてずtezu
時tokiにあらずとniarazuto 声koeもmo立taてずtezu
氷koori解toけke去saりri あしはashiha角tsunoぐむgumu
さてはsateha時tokiぞとzoto 思omoうあやにくuayaniku
今日kyouもきのうもmokinoumo 雪yukiのno空sora
今日kyouもきのうもmokinoumo 雪yukiのno空sora
春haruとto聞kiかねばkaneba 知shiらでありしをradearishiwo
聞kiけばせかるるkebasekaruru 胸muneのno思omoいをiwo
いかにせよとのikaniseyotono このkono頃goroかka
いかにせよとのikaniseyotono このkono頃goroかka