縁 歌詞 布施明 ふりがな付

縁えにし儚はかなく この手てをすり抜ぬけ 川面かわもに浮うかび
流ながれる水みずは 命いのちを紡つむいで 海うみへと帰かえる
時代ときの中なかで迷まよい 愛あいが 夢ゆめが 薄うすれてゆく
運命さだめの路みちを 想おもいだけが あなたを探さがしに 駈かけてゆくよ
涙なみだの跡あとを 辿たどりゆけば きっとあなたに 巡めぐり合あえる
時空じくうを飛とびこえて この心こころが 今いま あなたの未来みらいに 祈いのりの灯ひをともすよ

陽炎かげろうもえて 瞬またたく間あいだに 歴史れきしは揺ゆれる
燃もえ立たつ思おもい 何時いつかは果はてると 涙なみだ溢あふれる
時代ときの中なかで迷まよい 白しろい花はなは 咲さき乱みだれる
擦すれ違ちがう時とき 見みえた筈はずの 私わたしの命いのち あなたの愛あい
記憶きおくのふちに 心こころの傷きずの 痛いたみに耐たえて 落おちてゆくよ
このめぐり逢あいの思おもい果はてて 夜よるに涙なみだ隠かくし 祈いのりの灯ひをともすよ
この地球ほしよ 輝かがやきつづけ 永久とこしえに伝つたえておくれ
守まもる愛あい 涙なみだの光ひかりと影かげを