ひむかの朝日あさひが 熱あつく燃もえて登のぼるぜ
真まっ赤かに染そまる ともべりに
親父おやじが仕留しとめた 大物おおものの
いのちの傷跡きずあと 男おとこの血ちが騒さわぐ
潮吹しおふき破やぶれ 何度なんども縫ぬった
大漁旗たいりょうばたは お袋ふくろさんのぬくもりだ
あの娘こに貰もらった 赤あかい薔薇ばらの花束はなたば
祝いわいに添そえて 花言葉はなことば
あなたに想おもいを 託たくします
舳先へさきに飾かざって 今日きょうから二代にだい目めさ
黒潮くろしお抱だいた 母ははなる空そらに
万里ばんりを越こえて ふたりの花はなが咲さくだろう
さばさばするぜと 寒さむい洒落しゃれなど言いうなよ
かつおが来くるぞ ごつごつと
まぐろは悠悠ゆうゆう 群むれてくる
おごじょを待またせて 山椒さんしゅに鈴すずかけて
夢ゆめ追おい船ぶねは 海原うなばら暮ぐらし
ひむかの沖おきに 稗搗節ひえつきぶしが届とどくのさ
ひむかのhimukano朝日asahiがga 熱atsuくku燃moえてete登noboるぜruze
真maっxtu赤kaにni染soまるmaru ともべりにtomoberini
親父oyajiがga仕留shitoめたmeta 大物oomonoのno
いのちのinochino傷跡kizuato 男otokoのno血chiがga騒sawaぐgu
潮吹shiofuきki破yabuれre 何度nandoもmo縫nuったtta
大漁旗tairyoubataはha おo袋fukuroさんのぬくもりだsannonukumorida
あのano娘koにni貰moraったtta 赤akaいi薔薇baraのno花束hanataba
祝iwaいにini添soえてete 花言葉hanakotoba
あなたにanatani想omoいをiwo 託takuしますshimasu
舳先hesakiにni飾kazaってtte 今日kyouからkara二代nidai目meさsa
黒潮kuroshio抱daいたita 母hahaなるnaru空soraにni
万里banriをwo越koえてete ふたりのfutarino花hanaがga咲saくだろうkudarou
さばさばするぜとsabasabasuruzeto 寒samuいi洒落syareなどnado言iうなよunayo
かつおがkatsuoga来kuるぞruzo ごつごつとgotsugotsuto
まぐろはmaguroha悠悠yuuyuu 群muれてくるretekuru
おごじょをogojowo待maたせてtasete 山椒sansyuにni鈴suzuかけてkakete
夢yume追oいi船buneはha 海原unabara暮guraしshi
ひむかのhimukano沖okiにni 稗搗節hietsukibushiがga届todoくのさkunosa