酒場さかばの二階にかいの 四畳半よじょうはん
仔猫こねこと一緒いっしょに 暮くらしてる
狡ずるい女おんなに なれなくて
いつも幸しあわせ 遠とおまわり
咲さいて淋さびしい おんな花ばな
いつか馴なじんだ 止とまり木ぎ暮ぐらし
本気ほんきで惚ほれて 尽つくしても
嘘うそつき気きまぐれ 薄うす情なさけ
拗すねるつもりは ないけれど
しみてせつない 傷きずの跡あと
雨あめがそぼ降ふる 裏通うらどおり
胸むねも濡ぬれます 止とまり木ぎの花はな
七ななつも年令としを ごまかして
いつしか濃こくなる 口紅べにの色いろ
ひとつぐらいは いい事ことが
あってもいいでしょ 私わたしにも
浮うき世小路よこうじの おんな花ばな
明日あしたを夢ゆめみる 止とまり木ぎ暮ぐらし
酒場sakabaのno二階nikaiのno 四畳半yojouhan
仔猫konekoとto一緒issyoにni 暮kuらしてるrashiteru
狡zuruいi女onnaにni なれなくてnarenakute
いつもitsumo幸shiawaせse 遠tooまわりmawari
咲saいてite淋sabiしいshii おんなonna花bana
いつかitsuka馴najiんだnda 止tomaりri木gi暮guらしrashi
本気honkiでde惚hoれてrete 尽tsukuしてもshitemo
嘘usoつきtsuki気kiまぐれmagure 薄usu情nasaけke
拗suねるつもりはnerutsumoriha ないけれどnaikeredo
しみてせつないshimitesetsunai 傷kizuのno跡ato
雨ameがそぼgasobo降fuるru 裏通uradooりri
胸muneもmo濡nuれますremasu 止tomaりri木giのno花hana
七nanaつもtsumo年令toshiをwo ごまかしてgomakashite
いつしかitsushika濃koくなるkunaru 口紅beniのno色iro
ひとつぐらいはhitotsuguraiha いいii事kotoがga
あってもいいでしょattemoiidesyo 私watashiにもnimo
浮uきki世小路yokoujiのno おんなonna花bana
明日ashitaをwo夢yumeみるmiru 止tomaりri木gi暮guらしrashi