小雨町 歌詞 服部浩子 ふりがな付

雨あめが涙なみだを 誘さそうよに
女おんなの胸むねを 濡ぬらして行いった
忘わすれなくては いけない人ひとと
思おもうそばから また恋こいしくて…
あなたと歩あるいた あの日ひと同おなじ
日暮ひぐれ駅裏えきうら 小雨こさめ町まち

傘かさに隠かくれて 溜ため息いきを
つくたび一ひとつ 幸しあわせ逃にげる
いつも男おとこは 気きまぐれすずめ
知しっていながら また夢ゆめを見みて…
あなたに注つがれた お酒さけのように
夜よるが切せつない 小雨こさめ町まち

雨あめが思おもい出で 運はこぶから
独ひとりがつらい 未練みれんが重おもい
あてにならない 約束やくそくなのに
夜よるが来くるたび また待まちわびて…
あなたに抱だかれた 小部屋こべやの窓まどに
灯ともりにじんだ 小雨こさめ町まち