(一)
秋あきの夕日ゆうひに照てる山紅葉やまもみじ、
濃こいも薄うすいも数かずある中なかに、
松まつをいろどる楓かえでや蔦つたは、
山やまのふもとの裾模様すそもよう。
(二)
渓たにの流ながれに散ちり浮うく紅葉もみじ、
波なみにゆられて離はなれて寄よって、
赤あかや黄色きいろの色様々いろさまざまに、
水みずの上うえにも織おる錦にしき。
(一)
秋akiのno夕日yuuhiにni照teるru山紅葉yamamomiji、
濃koいもimo薄usuいもimo数kazuあるaru中nakaにni、
松matsuをいろどるwoirodoru楓kaedeやya蔦tsutaはha、
山yamaのふもとのnofumotono裾模様susomoyou。
(二)
渓taniのno流nagareにni散chiりri浮uくku紅葉momiji、
波namiにゆられてniyurarete離hanaれてrete寄yoってtte、
赤akaやya黄色kiiroのno色様々irosamazamaにni、
水mizuのno上ueにもnimo織oるru錦nishiki。