雪ゆきの重おもさを 弾ひく音おと
あれは椿つばきの 吐息といきでしょうか
いいのいいのよ 誰だれよりも
愛あいされたくって 待まつ女おんな
あなた慕したって 紅あかく咲さく
好すきよこの花はな 冬ふゆ椿つばき
写うつる女おんなの 宿やど鏡かがみ
髪かみはみどりに 花はなくれないに
いいのいいのよ あなただけ
困こまらせないわと ひとり言ごと
身体からだまるごと 耳みみにして
紅べにを走はしらす 冬ふゆ椿つばき
時ときをしずかに 刻きざむ音おと
あなた迎むかえに 小こ走ばしる私わたし
いいのいいのよ 耐たえしのび
その甲斐かいあっての 夢ゆめ一夜いちや
どんな運命さだめに 遭あおうとも
明日あすを生いきたい 冬ふゆ椿つばき
雪yukiのno重omoさをsawo 弾hiくku音oto
あれはareha椿tsubakiのno 吐息toikiでしょうかdesyouka
いいのいいのよiinoiinoyo 誰dareよりもyorimo
愛aiされたくってsaretakutte 待maつtsu女onna
あなたanata慕shitaってtte 紅akaくku咲saくku
好suきよこのkiyokono花hana 冬fuyu椿tsubaki
写utsuるru女onnaのno 宿yado鏡kagami
髪kamiはみどりにhamidorini 花hanaくれないにkurenaini
いいのいいのよiinoiinoyo あなただけanatadake
困komaらせないわとrasenaiwato ひとりhitori言goto
身体karadaまるごとmarugoto 耳mimiにしてnishite
紅beniをwo走hashiらすrasu 冬fuyu椿tsubaki
時tokiをしずかにwoshizukani 刻kizaむmu音oto
あなたanata迎mukaえにeni 小ko走bashiるru私watashi
いいのいいのよiinoiinoyo 耐taえしのびeshinobi
そのsono甲斐kaiあってのatteno 夢yume一夜ichiya
どんなdonna運命sadameにni 遭aおうともoutomo
明日asuをwo生iきたいkitai 冬fuyu椿tsubaki