山肌やまはだを染そめた薄紅うすべにが
車窓しゃそうの向むこうに咲さき誇ほこる
絹きぬの糸いとするりとほつれた
心こころと心こころの縫ぬい目めから
一息ひといきで告つげた 別離わかれの言葉ことばを
涙なみだ押おし殺ころし君きみは受うけ取とる
さだめは僕ぼくらをつなぎ
さだめは僕ぼくらを遠とおざける
思おもい出でが次々つぎつぎと
しがみついて力ちからつきて
それでも春はるはふたたび
鮮あざやかな色いろに染そめられて
少すこしずつやわらいで
時折ときおり さみしげに振ふり返かえり
唇くちびるを染そめた薄紅うすべにが
恋こいを手繰たぐり寄よせたあの夜よる
ひとひらの花はなびらが踊おどり
なす術すべ無なく水面みなもに落おちた
何気なにげない笑えみが 今更いまさら愛いとしい
今宵こよいは誰だれかの胸むねの中なかだろうか
さだめは僕ぼくらをつなぎ
さだめは僕ぼくらを遠とおざける
思おもい出でが次々つぎつぎと
しがみついて力ちからつきて
それでも春はるはふたたび
鮮あざやかな色いろに染そめられて
少すこしずつやわらいで
時折ときおり さみしげに振ふり返かえり
時折ときおり さみしげに振ふり返かえり
山肌yamahadaをwo染soめたmeta薄紅usubeniがga
車窓syasouのno向muこうにkouni咲saきki誇hokoるru
絹kinuのno糸itoするりとほつれたsururitohotsureta
心kokoroとto心kokoroのno縫nuいi目meからkara
一息hitoikiでde告tsuげたgeta 別離wakareのno言葉kotobaをwo
涙namida押oしshi殺koroしshi君kimiはha受uけke取toるru
さだめはsadameha僕bokuらをつなぎrawotsunagi
さだめはsadameha僕bokuらをrawo遠tooざけるzakeru
思omoいi出deがga次々tsugitsugiとto
しがみついてshigamitsuite力chikaraつきてtsukite
それでもsoredemo春haruはふたたびhafutatabi
鮮azaやかなyakana色iroにni染soめられてmerarete
少sukoしずつやわらいでshizutsuyawaraide
時折tokiori さみしげにsamishigeni振fuりri返kaeりri
唇kuchibiruをwo染soめたmeta薄紅usubeniがga
恋koiをwo手繰taguりri寄yoせたあのsetaano夜yoru
ひとひらのhitohirano花hanaびらがbiraga踊odoりri
なすnasu術sube無naくku水面minamoにni落oちたchita
何気nanigeないnai笑eみがmiga 今更imasara愛itoしいshii
今宵koyoiはha誰dareかのkano胸muneのno中nakaだろうかdarouka
さだめはsadameha僕bokuらをつなぎrawotsunagi
さだめはsadameha僕bokuらをrawo遠tooざけるzakeru
思omoいi出deがga次々tsugitsugiとto
しがみついてshigamitsuite力chikaraつきてtsukite
それでもsoredemo春haruはふたたびhafutatabi
鮮azaやかなyakana色iroにni染soめられてmerarete
少sukoしずつやわらいでshizutsuyawaraide
時折tokiori さみしげにsamishigeni振fuりri返kaeりri
時折tokiori さみしげにsamishigeni振fuりri返kaeりri