風かぜ 吹ふき渡わたっている 一切いっさいへ
いま沈しずんでく光ひかり 一切いっさいへ
いつのまに忘わすれている
深ふかい息いきをして
通とおり雨あめ 皮膚ひふの下したへ
迷路めいろの世界せかい
この街まちの夜よるは木きの匂におい
ねぇ、あなたの街まちは海うみの匂におい
感かんじている
一切いっさいへ投なげかける
太陽たいようのような一途いちずさで
いつからか 歌うたさえも
声こえを吐はき出だすように
暗くらい空そらへ平たいらな地面じめんから飛とび込こもう
途切とぎれた歌うたには 生命せいめいを与あたえて ギター
夜明よあけがそっと降おりて来くる 一切いっさいへ
誰だれも見みたことのない 一切いっさいへ
降ふり注そそぐ
輪郭りんかくが浮うかび上あがる前まえにここへ来きて
必要ひつようなかけらをかきあつめてあげる
白しろい花はな カナリア 痛いたみを受うけ入いれ
瑠璃色るりいろきらめく炎ほのおよ燃もえ移うつれよ
淋さびしい蝶々ちょうちょうが飛とぶのは 夢ゆめの中なか
眠ねむりと目覚めざめの隙間すきま 手て招まねく
暗くらい空そらへ平たいらな地面じめんから飛とび込こもう
途切とぎれた歌うたには 生命せいめいを与あたえて ギター
ゆらめく一切いっさいへ 飛とび込こもう
光ひかりの一切いっさいへ
風kaze 吹fuきki渡wataっているtteiru 一切issaiへhe
いまima沈shizuんでくndeku光hikari 一切issaiへhe
いつのまにitsunomani忘wasuれているreteiru
深fukaいi息ikiをしてwoshite
通tooりri雨ame 皮膚hifuのno下shitaへhe
迷路meiroのno世界sekai
このkono街machiのno夜yoruはha木kiのno匂nioいi
ねぇnee、あなたのanatano街machiはha海umiのno匂nioいi
感kanじているjiteiru
一切issaiへhe投naげかけるgekakeru
太陽taiyouのようなnoyouna一途ichizuさでsade
いつからかitsukaraka 歌utaさえもsaemo
声koeをwo吐haきki出daすようにsuyouni
暗kuraいi空soraへhe平taiらなrana地面jimenからkara飛toびbi込koもうmou
途切togiれたreta歌utaにはniha 生命seimeiをwo与ataえてete ギタgitaー
夜明yoaけがそっとkegasotto降oりてrite来kuるru 一切issaiへhe
誰dareもmo見miたことのないtakotononai 一切issaiへhe
降fuりri注sosoぐgu
輪郭rinkakuがga浮uかびkabi上aがるgaru前maeにここへnikokohe来kiてte
必要hitsuyouなかけらをかきあつめてあげるnakakerawokakiatsumeteageru
白shiroいi花hana カナリアkanaria 痛itaみをmiwo受uけke入iれre
瑠璃色ruriiroきらめくkirameku炎honooよyo燃moえe移utsuれよreyo
淋sabiしいshii蝶々chouchouがga飛toぶのはbunoha 夢yumeのno中naka
眠nemuりとrito目覚mezaめのmeno隙間sukima 手te招maneくku
暗kuraいi空soraへhe平taiらなrana地面jimenからkara飛toびbi込koもうmou
途切togiれたreta歌utaにはniha 生命seimeiをwo与ataえてete ギタgitaー
ゆらめくyurameku一切issaiへhe 飛toびbi込koもうmou
光hikariのno一切issaiへhe