海うみの香かおりを 置おいてた人ひとの
影かげを見送みおくる 鴎かもめ宿やど
お伽とぎばなしが 恋こい船ぶね追おって
夢ゆめの津軽つがるの 霧笛むてき町まち
あゝああ三味線しゃみの音ねしぐれる じょんがら港みなと
ねぶた祭まつりの 武者絵むしゃえの顔かおに
運命さだめ占うらなう 繩なわのれん
未練みれんつぎたす 女おんなの酒さけが
胸むねのすき間まに 沁しみてくる
あゝああじょんがら伝つたえて 涙なみだのつぶを
やん衆しゅう海峡かいきょう じょっぱり船ぶねを
三月みつきながれて 待まった恋こい
りんご色いろづく お岩木いわき様さまよ
せめて逢あわせて 幸しあわせに
あゝああ漁火いさりび恋こいしい じょんがら岬みさき
海umiのno香kaoりをriwo 置oいてたiteta人hitoのno
影kageをwo見送miokuるru 鴎kamome宿yado
おo伽togiばなしがbanashiga 恋koi船bune追oってtte
夢yumeのno津軽tsugaruのno 霧笛muteki町machi
あゝaa三味線syamiのno音neしぐれるshigureru じょんがらjongara港minato
ねぶたnebuta祭matsuりのrino 武者絵musyaeのno顔kaoにni
運命sadame占uranaうu 繩nawaのれんnoren
未練mirenつぎたすtsugitasu 女onnaのno酒sakeがga
胸muneのすきnosuki間maにni 沁shiみてくるmitekuru
あゝaaじょんがらjongara伝tsutaえてete 涙namidaのつぶをnotsubuwo
やんyan衆syuu海峡kaikyou じょっぱりjoppari船buneをwo
三月mitsukiながれてnagarete 待maったtta恋koi
りんごringo色iroづくduku おo岩木iwaki様samaよyo
せめてsemete逢aわせてwasete 幸shiawaせにseni
あゝaa漁火isaribi恋koiしいshii じょんがらjongara岬misaki