ラララ…彼女かのじょは歌うたう ラララ…心こころのかぎり
ラララ…この世よのしあわせ ラララ…哀かなしみを
小ちいさなころから 歌うたが得意とくいで 彼女かのじょが歌うたうと みんながほめた
見みつめられるほどに 彼女かのじょはどこまでも たましい全部ぜんぶで 思おもうさま輝かがやいた
情熱じょうねつの歌姫うたひめ 焦こがれる男おとこは ひきもきらない 星ほしの数かずほど
たくさんの恋こいと たくさんの宝石ほうせき スポットライトが 彼女かのじょのすみか
誰だれにもかしづかない わがままは承知しょうち「だって世界せかいは 私わたしの手てのひら」
そんな彼女かのじょは 右みぎ頬ほお 叩はたかれた 男おとこに瞬間しゅんかんで 心こころを奪うばわれた
ラララ…歌うたはもうやめ ラララ…気きがついたら
ラララ…歌うたより尊とうとい ラララ…ものがある
静しずかで平和へいわな 暮くらしは8年ねん かけがえのない 愛あいという名前なまえの
それは自分じぶんに 嘘うそをついてた時間じかん 歌うたわない鳥とりは 死しんだも同おなじ
飴色あめいろのドアを 彼女かのじょはあとにした ふたりでいたのに ひとりぼっちだった
愛あいしていたのは 嘘うそじゃなかったの そう書かいた手紙てがみも
キッチンで燃もやして
年としを重かさねてく 日々ひびにつられて 歌うたは少すこしずつ 売うれなくなっていった
すれ違ちがっても 誰だれもふり返かえらない 彼女かのじょの居場所いばしょは ここのはずなのに
歌うたえない鳥とりは 死しんだも同おなじ 高たかい歩道橋ほどうきょうから ハイウェイ見下みおろすと
さかなのような クルマの群むれが こっちにおいでと 彼女かのじょを誘さそった
ラララ…彼女かのじょは歌うたった 声こえを限かぎりに、歌うたいおさめと
ラララ…そしたら何なんだか ラララ…あほらしくなった
なぜだか知しらない 彼女かのじょにもわからない
だけど死しぬのは やめてよかった
彼女かのじょが歌うたうと お客きゃくは身みをよじり 泣ないて笑わらって ありがとうと言いうから
歌うたしか歌うたえない 不器用ぶきような歌姫うたひめ 本当ほんとうのこと言いうわ 彼女かのじょは私わたし
ここで歌うたってる 他ほかでもない私わたし ありがとうと言いうのは こっちの方ほうだわね
ラララ…私わたしは歌うたう ラララ…命いのちのかぎり
ラララ…この世よのしあわせ ラララ…哀かなしみを
ラララ…私わたしは歌うたう ラララ…命いのちのかぎり
ラララ…この世よのしあわせ ラララ…哀かなしみを
ラララrarara…彼女kanojoはha歌utaうu ラララrarara…心kokoroのかぎりnokagiri
ラララrarara…このkono世yoのしあわせnoshiawase ラララrarara…哀kanaしみをshimiwo
小chiiさなころからsanakorokara 歌utaがga得意tokuiでde 彼女kanojoがga歌utaうとuto みんながほめたminnagahometa
見miつめられるほどにtsumerareruhodoni 彼女kanojoはどこまでもhadokomademo たましいtamashii全部zenbuでde 思omoうさまusama輝kagayaいたita
情熱jounetsuのno歌姫utahime 焦koがれるgareru男otokoはha ひきもきらないhikimokiranai 星hoshiのno数kazuほどhodo
たくさんのtakusanno恋koiとto たくさんのtakusanno宝石houseki スポットライトsupottoraitoがga 彼女kanojoのすみかnosumika
誰dareにもかしづかないnimokashidukanai わがままはwagamamaha承知syouchi「だってdatte世界sekaiはha 私watashiのno手teのひらnohira」
そんなsonna彼女kanojoはha 右migi頬hoo 叩hataかれたkareta 男otokoにni瞬間syunkanでde 心kokoroをwo奪ubaわれたwareta
ラララrarara…歌utaはもうやめhamouyame ラララrarara…気kiがついたらgatsuitara
ラララrarara…歌utaよりyori尊toutoいi ラララrarara…ものがあるmonogaaru
静shizuかでkade平和heiwaなna 暮kuらしはrashiha8年nen かけがえのないkakegaenonai 愛aiというtoiu名前namaeのno
それはsoreha自分jibunにni 嘘usoをついてたwotsuiteta時間jikan 歌utaわないwanai鳥toriはha 死shiんだもndamo同onaじji
飴色ameiroのnoドアdoaをwo 彼女kanojoはあとにしたhaatonishita ふたりでいたのにfutarideitanoni ひとりぼっちだったhitoribotchidatta
愛aiしていたのはshiteitanoha 嘘usoじゃなかったのjanakattano そうsou書kaいたita手紙tegamiもmo
キッチンkitchinでde燃moやしてyashite
年toshiをwo重kasaねてくneteku 日々hibiにつられてnitsurarete 歌utaはha少sukoしずつshizutsu 売uれなくなっていったrenakunatteitta
すれsure違chigaってもttemo 誰dareもふりmofuri返kaeらないranai 彼女kanojoのno居場所ibasyoはha ここのはずなのにkokonohazunanoni
歌utaえないenai鳥toriはha 死shiんだもndamo同onaじji 高takaいi歩道橋hodoukyouからkara ハイウェイhaiwei見下mioろすとrosuto
さかなのようなsakananoyouna クルマkurumaのno群muれがrega こっちにおいでとkotchinioideto 彼女kanojoをwo誘sasoったtta
ラララrarara…彼女kanojoはha歌utaったtta 声koeをwo限kagiりにrini、歌utaいおさめとiosameto
ラララrarara…そしたらsoshitara何nanだかdaka ラララrarara…あほらしくなったahorashikunatta
なぜだかnazedaka知shiらないranai 彼女kanojoにもわからないnimowakaranai
だけどdakedo死shiぬのはnunoha やめてよかったyameteyokatta
彼女kanojoがga歌utaうとuto おo客kyakuはha身miをよじりwoyojiri 泣naいてite笑waraってtte ありがとうとarigatouto言iうからukara
歌utaしかshika歌utaえないenai 不器用bukiyouなna歌姫utahime 本当hontouのことnokoto言iうわuwa 彼女kanojoはha私watashi
ここでkokode歌utaってるtteru 他hokaでもないdemonai私watashi ありがとうとarigatouto言iうのはunoha こっちのkotchino方houだわねdawane
ラララrarara…私watashiはha歌utaうu ラララrarara…命inochiのかぎりnokagiri
ラララrarara…このkono世yoのしあわせnoshiawase ラララrarara…哀kanaしみをshimiwo
ラララrarara…私watashiはha歌utaうu ラララrarara…命inochiのかぎりnokagiri
ラララrarara…このkono世yoのしあわせnoshiawase ラララrarara…哀kanaしみをshimiwo