橇そりの鈴すずさえ 寂さびしく響ひびく
雪ゆきの曠野こうやよ 町まちの灯ひよ
一ひとつ山やま越こしゃ 他国たこくの星ほしが
凍こおりつくよな国境くにざかい
故郷こきょうはなれて はるばる千里せんり
なんで想おもいが とどこうぞ
遠とおきあの空そら つくづく眺ながめ
男泣おとこなきする宵よいもある
明日あしたに望のぞみが ないではないが
頼たのみ少すくない ただ一人ひとり
赤あかい夕陽ゆうひも 身みにつまされて
泣なくが無理むりかよ渡わたり鳥どり
行方ゆくえ知しらない さすらい暮ぐらし
空そらも灰色はいいろ また吹雪ふぶき
想おもいばかりが ただただ燃もえて
君きみと逢あうのは いつの日ひぞ
橇soriのno鈴suzuさえsae 寂sabiしくshiku響hibiくku
雪yukiのno曠野kouyaよyo 町machiのno灯hiよyo
一hitoつtsu山yama越koしゃsya 他国takokuのno星hoshiがga
凍kooりつくよなritsukuyona国境kunizakai
故郷kokyouはなれてhanarete はるばるharubaru千里senri
なんでnande想omoいがiga とどこうぞtodokouzo
遠tooきあのkiano空sora つくづくtsukuduku眺nagaめme
男泣otokonaきするkisuru宵yoiもあるmoaru
明日ashitaにni望nozoみがmiga ないではないがnaidehanaiga
頼tanoみmi少sukuないnai ただtada一人hitori
赤akaいi夕陽yuuhiもmo 身miにつまされてnitsumasarete
泣naくがkuga無理muriかよkayo渡wataりri鳥dori
行方yukue知shiらないranai さすらいsasurai暮guraしshi
空soraもmo灰色haiiro またmata吹雪fubuki
想omoいばかりがibakariga ただただtadatada燃moえてete
君kimiとto逢aうのはunoha いつのitsuno日hiぞzo