月つきのない 夜よるの渚なぎさに
ひとり来きた 俺おれの心こころは
風かぜも知しらない 海うみも知しらない
掴つかみそこねた 夢ゆめか
うす青あおい貝かいがらを 波なみがさらう
砂すなを手てに 握にぎりしめても
答こたえなく 指ゆびをこぼれる
それが運命うんめいさ 俺おれの運命うんめいさ
暗くらい波音なみおと 聞きいて
還かえらない思おもい出では 砂すなに埋うめよう
ほろ苦にがい 汐しおの香かおりが
泣なかせるぜ なぜか今夜こんやは
瞼まぶた濡ぬらして 胸むねを濡ぬらして
そっと口笛くちぶえ 吹ふけば
ただ重おもい哀かなしみが 俺おれにかぶさる
月tsukiのないnonai 夜yoruのno渚nagisaにni
ひとりhitori来kiたta 俺oreのno心kokoroはha
風kazeもmo知shiらないranai 海umiもmo知shiらないranai
掴tsukaみそこねたmisokoneta 夢yumeかka
うすusu青aoいi貝kaiがらをgarawo 波namiがさらうgasarau
砂sunaをwo手teにni 握nigiりしめてもrishimetemo
答kotaえなくenaku 指yubiをこぼれるwokoboreru
それがsorega運命unmeiさsa 俺oreのno運命unmeiさsa
暗kuraいi波音namioto 聞kiいてite
還kaeらないranai思omoいi出deはha 砂sunaにni埋uめようmeyou
ほろhoro苦nigaいi 汐shioのno香kaoりがriga
泣naかせるぜkaseruze なぜかnazeka今夜konyaはha
瞼mabuta濡nuらしてrashite 胸muneをwo濡nuらしてrashite
そっとsotto口笛kuchibue 吹fuけばkeba
ただtada重omoいi哀kanaしみがshimiga 俺oreにかぶさるnikabusaru