助手席 歌詞 藤田麻衣子 ふりがな付

助手席じょしゅせきに君きみが座すわるのは
どれくらい振ぶりだろう
君きみが新あたらしい恋こいに
進すすんでいるのを知しってて

友達ともだちとしてだなんて言いって
連絡れんらくを取とるのは
やっぱりルール違反いはん
なのかもしれない

窓まどの外そとは春はるの嵐あらし
マンションの下した
車くるまを止とめて
記憶きおくが蘇よみがえる

初はじめて君きみを抱だきしめた日ひも
この場所ばしょに車くるまを止とめて
離はなれられずに話はなし続つづけた
空そらが明あかるくなっていたね

十分じゅうぶんに伝つたえきれないまま
意地いじを張はったままで
終おわった二人ふたりだったのに
今日きょうも僕ぼくは

もう君きみへの気持きもちなんて
ない振ふりをした
君きみは今いまにも
泣なき出だしそうな顔かお

二人ふたりの恋こいはもう終おわったんだ
なのにそんな顔かおしないでよ
もし今いま君きみを抱だきしめたなら
僕ぼくの元もとに来きてくれるの

君きみは言葉ことばを詰つまらせて
それでもしっかりと
伝つたえてくれた

話はなせてよかったやっぱり今日きょうも
素直すなおになれなくてごめん
これで最後さいごだ友達ともだちでいたら
また連絡れんらくしてしまうから

君きみを忘わすれよう
もう忘わすれよう
彼かれと幸しあわせになるって
その言葉ことばが聞ききたかったから
これで前まえに進すすめるから

もう忘わすれよう

君きみを忘わすれよう
もう忘わすれよう