夏色なついろの物語ものがたり
ひき潮しおがつれ去さる前まえに
駆かけだしてしまいたい
裸足はだしのままの恋心こいごころ
月つきの光ひかりが やけたあなたの
背中せなかをそっと 泳およいでる
眠ねむれないのは
海鳴うみなりじゃなく
あなたの漏もらす
吐息といきのせい
言葉ことばにすれば 何なにかが
こわれてゆきそう
強つよく抱だいたら 抱だくほど
指ゆびのすきま すべり落おちる
砂すなのようね 愛あいは
夏色なついろの物語ものがたり
海うみのインクで書かきつづる
潮騒しおさいの首飾くびかざり
さざ波なみはもう唄うたわない
叱しかってほしい どんな私わたしも
見逃みのがさないで 導みちびいて
許ゆるしてほしい
どんなあやまちも
包つつみこむように
見守みまもって
腕うでを離はなせば このまま
会あえなくなりそう
だから過すぎゆく季節きせつを
とめて とめて
ひとりきりで
何処どこへゆくの 愛あいは
夏色なついろの物語ものがたり
ひき潮しおがつれ去さる前まえに
駆かけだしてしまいたい
裸足はだしのままの恋心こいごころ
裸足はだしのままの恋心こいごころ
夏色natsuiroのno物語monogatari
ひきhiki潮shioがつれgatsure去saるru前maeにni
駆kaけだしてしまいたいkedashiteshimaitai
裸足hadashiのままのnomamano恋心koigokoro
月tsukiのno光hikariがga やけたあなたのyaketaanatano
背中senakaをそっとwosotto 泳oyoいでるideru
眠nemuれないのはrenainoha
海鳴uminaりじゃなくrijanaku
あなたのanatano漏moらすrasu
吐息toikiのせいnosei
言葉kotobaにすればnisureba 何naniかがkaga
こわれてゆきそうkowareteyukisou
強tsuyoくku抱daいたらitara 抱daくほどkuhodo
指yubiのすきまnosukima すべりsuberi落oちるchiru
砂sunaのようねnoyoune 愛aiはha
夏色natsuiroのno物語monogatari
海umiのnoインクinkuでde書kaきつづるkitsuduru
潮騒shiosaiのno首飾kubikazaりri
さざsaza波namiはもうhamou唄utaわないwanai
叱shikaってほしいttehoshii どんなdonna私watashiもmo
見逃minogaさないでsanaide 導michibiいてite
許yuruしてほしいshitehoshii
どんなあやまちもdonnaayamachimo
包tsutsuみこむようにmikomuyouni
見守mimamoってtte
腕udeをwo離hanaせばseba このままkonomama
会aえなくなりそうenakunarisou
だからdakara過suぎゆくgiyuku季節kisetsuをwo
とめてtomete とめてtomete
ひとりきりでhitorikiride
何処dokoへゆくのheyukuno 愛aiはha
夏色natsuiroのno物語monogatari
ひきhiki潮shioがつれgatsure去saるru前maeにni
駆kaけだしてしまいたいkedashiteshimaitai
裸足hadashiのままのnomamano恋心koigokoro
裸足hadashiのままのnomamano恋心koigokoro