生うまれる前まえから二人ふたりは
壁越かべごしに声こえかけてくれてたの?
泣なき声ごえ聴きいて喜よろこんで
笑わらい声ごえ聴きかせてくれたの?
覚おぼえているよ 狭せまいアパートで
川かわの字じになって寝ねてたよね
休やすみの日ひには手てを繋つないで出でかけた
そんな日ひが懐なつかしくて
一ひとつの糸いとが切きれてしまって
心こころは泣ないて叫さけんでいたよ
でも二人ふたりは変かわらずに愛あいを
僕ぼくに与あたえてくれてるから
別べつの場所ばしょで時ときを重かさねても
ずっと切きれない二ふたつの糸いと
雪ゆき溶どけ 草木くさきが芽めを出だし
その瞳めには僕ぼくのこと どう見みえるの?
優やさしさ溢あふれる声こえさえ
毛嫌けぎらいした僕ぼくを理解りかいできるの?
何故なぜに二人ふたりはその手てを離はなして
別べつの道みちを歩あるいてくのか
分わからないまま 心こころを塞ふさいだまま
もがいてた 青あおい時代じだい
一人ひとりになって 一人ひとりで暮くらして
誰だれかを愛あいして傷きずついて
無償むしょうの愛あいも 覚悟かくごの別わかれも
少すこし分わかることができたはず
子供こどもは親おやを選えらべないと思おもってた
あの頃ころにさよなら
思おもいやりも人ひとを愛あいすことも
二人ふたりが教おしえてくれました
今いまでは二人ふたりの子供こどもでよかったと
心こころからそう思おもっています
上手うまく想おもいを伝つたえられずにいるけど
ありがとう 今いま言いうよ
生涯しょうがい離はなさないよ 二ふたつの糸いと
生uまれるmareru前maeからkara二人futariはha
壁越kabegoしにshini声koeかけてくれてたのkaketekuretetano?
泣naきki声goe聴kiいてite喜yorokoんでnde
笑waraいi声goe聴kiかせてくれたのkasetekuretano?
覚oboえているよeteiruyo 狭semaいiアパapaートtoでde
川kawaのno字jiになってninatte寝neてたよねtetayone
休yasuみのmino日hiにはniha手teをwo繋tsunaいでide出deかけたkaketa
そんなsonna日hiがga懐natsuかしくてkashikute
一hitoつのtsuno糸itoがga切kiれてしまってreteshimatte
心kokoroはha泣naいてite叫sakeんでいたよndeitayo
でもdemo二人futariはha変kaわらずにwarazuni愛aiをwo
僕bokuにni与ataえてくれてるからetekureterukara
別betsuのno場所basyoでde時tokiをwo重kasaねてもnetemo
ずっとzutto切kiれないrenai二futaつのtsuno糸ito
雪yuki溶doけke 草木kusakiがga芽meをwo出daしshi
そのsono瞳meにはniha僕bokuのことnokoto どうdou見miえるのeruno?
優yasaしさshisa溢afuれるreru声koeさえsae
毛嫌kegiraいしたishita僕bokuをwo理解rikaiできるのdekiruno?
何故nazeにni二人futariはそのhasono手teをwo離hanaしてshite
別betsuのno道michiをwo歩aruいてくのかitekunoka
分waからないままkaranaimama 心kokoroをwo塞fusaいだままidamama
もがいてたmogaiteta 青aoいi時代jidai
一人hitoriになってninatte 一人hitoriでde暮kuらしてrashite
誰dareかをkawo愛aiしてshite傷kizuついてtsuite
無償musyouのno愛aiもmo 覚悟kakugoのno別wakaれもremo
少sukoしshi分waかることができたはずkarukotogadekitahazu
子供kodomoはha親oyaをwo選eraべないとbenaito思omoってたtteta
あのano頃koroにさよならnisayonara
思omoいやりもiyarimo人hitoをwo愛aiすこともsukotomo
二人futariがga教oshiえてくれましたetekuremashita
今imaではdeha二人futariのno子供kodomoでよかったとdeyokattato
心kokoroからそうkarasou思omoっていますtteimasu
上手umaくku想omoいをiwo伝tsutaえられずにいるけどerarezuniirukedo
ありがとうarigatou 今ima言iうよuyo
生涯syougai離hanaさないよsanaiyo 二futaつのtsuno糸ito