人ひとに慣なれぬ鷲いーぐるを
肩かたに抱だき舳先へさきへ
緋色ひいろの帆ほに 靡なびく陽炎かげろう
聞ききしに勝まさる残忍ざんにん
荒あらくれ達たち従したがえ
渦うずを巻まく 波なみは子守歌ららばい
鎮しずまる 凪なぎさは墓はか
幽霊船ゆうれいせんが横切よこぎる岩場いわば
セイレーン さあ集つどえよ
進すすめ 七ななつの海うみ
見果みはてぬ地ちの 彼かれの絶島ぜっとうへ
倒たおせ 邪魔じゃまする者もの
慈悲じひを持もたぬ
剣つるぎが舞まうだろう 赤あかく
どこまでも輝かがやく夜よるに
飛とぶ黄金おうごんの翼つばさと
砕くだけ墜おち藻もとなる星ほしと
どちらが わが運命うんめい
まだ見みぬ故郷こきょうたどり着つくまで
ドラゴン眠ねむると云いう
奪うばえ 欲ほしいものは
人ひとの心こころ 愛あいの記憶きおく
遙はるか 今いまは遠とおい
神話しんわが棲すむ 聳そびえ立たつ王おうの塔とうへ
セイレーン さあ讃たたえよ
進すすめ 七ななつの海うみ
見果みはてぬ地ちの 彼かの絶ぜっ国こくへ
倒たおせ 邪魔じゃまする者もの
涙なみだ持もたぬ瞳ひとみで微笑ほほえみ
奪うばえ 欲ほしいものは
人ひとの心こころ 愛あいの記憶きおく
遙はるか 今いまは遠とおい
神話しんわに棲すむ 麗うるわしの王おうよ
われを
呼よびつづけよ
人hitoにni慣naれぬrenu鷲îguruをwo
肩kataにni抱daきki舳先hesakiへhe
緋色hiiroのno帆hoにni 靡nabiくku陽炎kagerou
聞kiきしにkishini勝masaるru残忍zannin
荒araくれkure達tachi従shitagaえe
渦uzuをwo巻maくku 波namiはha子守歌rarabai
鎮shizuまるmaru 凪nagisaはha墓haka
幽霊船yuureisenがga横切yokogiるru岩場iwaba
セイレseireーンn さあsaa集tsudoえよeyo
進susuめme 七nanaつのtsuno海umi
見果mihaてぬtenu地chiのno 彼kareのno絶島zettouへhe
倒taoせse 邪魔jamaするsuru者mono
慈悲jihiをwo持moたぬtanu
剣tsurugiがga舞maうだろうudarou 赤akaくku
どこまでもdokomademo輝kagayaくku夜yoruにni
飛toぶbu黄金ougonのno翼tsubasaとto
砕kudaけke墜oちchi藻moとなるtonaru星hoshiとto
どちらがdochiraga わがwaga運命unmei
まだmada見miぬnu故郷kokyouたどりtadori着tsuくまでkumade
ドラゴンdoragon眠nemuるとruto云iうu
奪ubaえe 欲hoしいものはshiimonoha
人hitoのno心kokoro 愛aiのno記憶kioku
遙haruかka 今imaはha遠tooいi
神話shinwaがga棲suむmu 聳sobiえe立taつtsu王ouのno塔touへhe
セイレseireーンn さあsaa讃tataえよeyo
進susuめme 七nanaつのtsuno海umi
見果mihaてぬtenu地chiのno 彼kaのno絶zextu国kokuへhe
倒taoせse 邪魔jamaするsuru者mono
涙namida持moたぬtanu瞳hitomiでde微笑hohoeみmi
奪ubaえe 欲hoしいものはshiimonoha
人hitoのno心kokoro 愛aiのno記憶kioku
遙haruかka 今imaはha遠tooいi
神話shinwaにni棲suむmu 麗uruwaしのshino王ouよyo
われをwarewo
呼yoびつづけよbitsudukeyo