壁の向こうのFreedom-24th March,1989- 歌詞 THE ALFEE ふりがな付

壁かべづたいに君きみと歩あるいた
手てをつないで雨あめに濡ぬれながら
ふたりだけのBridal Ceremony
この国くにで君きみと結むすばれた

壁かべの落書らくがきを見みつめて
この国くにの憂鬱ゆううつを想おもうとき
大聖堂だいせいどうの鐘かね 鳴なり響ひびく
君きみへの愛あいを確たしかめるように

Silent City, West Berlin
崩くずれさった幻想げんそうのファシズム
壁かべに遮さえぎられた It's only Freedom
歴史れきしは今いまは何なにも語かたらない

時ときは流ながれても 痛いたみは消きえない
それぞれの心こころに 人ひとの罪つみとして

ブランデンブルグ・ゲートに君きみは何なにを想おもう
ふたりは黒くろい瞳ひとみの異邦人いほうじん
甘あまいノスタルジアは過去かこへの訣別けつべつ
優やさしい Kiss は未来みらいへの希望きぼう

Silent City, West Berlin
誓ちかうよ この愛あいのすべてを
自由じゆうな時代じだいに巡めぐり逢あえたふたりに
歴史れきしは今いまは何なにも答こたえない

時ときは流ながれても 傷痕きずあとは癒いえない
それぞれの街まちの哀かなしみの記憶きおくとして

無名戦士むめいせんしの記念碑きねんひに
揺ゆれている蒼あおい炎ほのおは
苦くるしみなのか それともプライドか
偽いつわりの過あやまちの Memorial

Silent City, West Berlin
崩くずれさった幻想げんそうのファシズム
壁かべに遮さえぎられた It's only Freedom
歴史れきしは今いまは何なにも語かたらない

時ときは流ながれても 痛いたみは消きえない
それぞれの心こころに 人ひとの罪つみとして

壁かべづたいに君きみと歩あるいた
手てをつないで雨あめに濡ぬれながら
ふたりだけのBridal Ceremony
この街まちで君きみと結むすばれた

異国いこくの教会きょうかいでの誓ちかい
ふたりだけのウェディング・ベル
赤あかい海うみに浮うかぶ 自由じゆうの島しまで
Silent City, West Berlin