放はなたれた翼つばさが 願ねがいを撒まき散ちらして
この世よの果はて堕おとした 祈いのりを空中そらへと
その瞳ひとみに映うつすのは 欠かけた月つきの螺旋らせん
なぞる指ゆびが辿たどり着つく 場所ばしょを探さがしてる
抱だき合あうたび 捩よじれる肌はだと微熱びねつを
貪むさぼるように また胸むねを締しめ付つける
放はなたれた翼つばさが 願ねがいを撒まき散ちらして
この世よの果はて堕おとした 祈いのりを空中そらへと
夜よるの淵ふちに咲さく華はなを 耳みみへ押おし当あてて
響ひびく街まちのざわめきに 吐息といきを重かさねた
今いまも滲にじむ あの日ひはぐれた記憶きおくが
涸かれた筈はずの 痛いたみを傷きずに変かえた
仮初かりそめの翼つばさで 羽はばたく命いのちの灯火ひは
あらがう罪つみを指さして 想おもいは君きみへと
血塗ちぬられた翼つばさは 舞まい上あがり風かぜになり
幾千いくせんに砕くだかれた 誓ちかいを空中そらへと
仮初かりそめの翼つばさで 羽はばたく命いのちの灯火ひは
あらがう罪つみを指さして 想おもいは君きみへと
放hanaたれたtareta翼tsubasaがga 願negaいをiwo撒maきki散chiらしてrashite
このkono世yoのno果haてte堕oとしたtoshita 祈inoりをriwo空中soraへとheto
そのsono瞳hitomiにni映utsuすのはsunoha 欠kaけたketa月tsukiのno螺旋rasen
なぞるnazoru指yubiがga辿tadoりri着tsuくku 場所basyoをwo探sagaしてるshiteru
抱daきki合aうたびutabi 捩yojiれるreru肌hadaとto微熱binetsuをwo
貪musaboるようにruyouni またmata胸muneをwo締shiめme付tsuけるkeru
放hanaたれたtareta翼tsubasaがga 願negaいをiwo撒maきki散chiらしてrashite
このkono世yoのno果haてte堕oとしたtoshita 祈inoりをriwo空中soraへとheto
夜yoruのno淵fuchiにni咲saくku華hanaをwo 耳mimiへhe押oしshi当aててtete
響hibiくku街machiのざわめきにnozawamekini 吐息toikiをwo重kasaねたneta
今imaもmo滲nijiむmu あのano日hiはぐれたhagureta記憶kiokuがga
涸kaれたreta筈hazuのno 痛itaみをmiwo傷kizuにni変kaえたeta
仮初karisoめのmeno翼tsubasaでde 羽haばたくbataku命inochiのno灯火hiはha
あらがうaragau罪tsumiをwo指saしてshite 想omoいはiha君kimiへとheto
血塗chinuられたrareta翼tsubasaはha 舞maいi上aがりgari風kazeになりninari
幾千ikusenにni砕kudaかれたkareta 誓chikaいをiwo空中soraへとheto
仮初karisoめのmeno翼tsubasaでde 羽haばたくbataku命inochiのno灯火hiはha
あらがうaragau罪tsumiをwo指saしてshite 想omoいはiha君kimiへとheto