雨あめが燦々さんさんと肩かたを濡ぬらした
手首てくびの傷きずを舐なめられているみたいに
赤あかい傘かさ差さしていた午後ごごを睨にらんだ
風かぜを切きる少女しょうじょが目めの前まえを過すぎるんだ
古ふるい看板かんばん
汚きたなくて読よめない
小ちいさい傘かさじゃ
濡ぬれないみたい
風かぜ 吹ふき抜ぬける春はるは
雨あめ 匂においを残のこして
傷跡きずあとは消きえちゃいない
さらばあの日ひの私わたしを見みた貴方あなたへ
複雑ふくざつに歪ゆがんでいた線せんを直なおした
頭あたまの中なかを覗のぞかれているみたいに
徒花あだばな積つみあげたみたい顔かおで
風かぜを切きる少女しょうじょの目めの前まえを過すぎるんだ
風かぜ 吹ふき抜ぬける春はるは
雨あめ 匂においを残のこして
傷跡きずあとは消きえちゃいない
さらばあの日ひの私わたしを見みた貴方あなたへ
風かぜ 貴方あなたの匂においと
雨あめ それを流ながして
傷跡きずあとはカサブタへ
さらばあの日ひの私わたしをみた
さらば思おもい出では彼方かなたへ
さらば私わたしが愛あいしたこの世界せかいへ
雨ameがga燦々sansanとto肩kataをwo濡nuらしたrashita
手首tekubiのno傷kizuをwo舐naめられているみたいにmerareteirumitaini
赤akaいi傘kasa差saしていたshiteita午後gogoをwo睨niraんだnda
風kazeをwo切kiるru少女syoujoがga目meのno前maeをwo過suぎるんだgirunda
古furuいi看板kanban
汚kitaなくてnakute読yoめないmenai
小chiiさいsai傘kasaじゃja
濡nuれないみたいrenaimitai
風kaze 吹fuきki抜nuけるkeru春haruはha
雨ame 匂nioいをiwo残nokoしてshite
傷跡kizuatoはha消kiえちゃいないechainai
さらばあのsarabaano日hiのno私watashiをwo見miたta貴方anataへhe
複雑fukuzatsuにni歪yugaんでいたndeita線senをwo直naoしたshita
頭atamaのno中nakaをwo覗nozoかれているみたいにkareteirumitaini
徒花adabana積tsuみあげたみたいmiagetamitai顔kaoでde
風kazeをwo切kiるru少女syoujoのno目meのno前maeをwo過suぎるんだgirunda
風kaze 吹fuきki抜nuけるkeru春haruはha
雨ame 匂nioいをiwo残nokoしてshite
傷跡kizuatoはha消kiえちゃいないechainai
さらばあのsarabaano日hiのno私watashiをwo見miたta貴方anataへhe
風kaze 貴方anataのno匂nioいとito
雨ame それをsorewo流nagaしてshite
傷跡kizuatoはhaカサブタkasabutaへhe
さらばあのsarabaano日hiのno私watashiをみたwomita
さらばsaraba思omoいi出deはha彼方kanataへhe
さらばsaraba私watashiがga愛aiしたこのshitakono世界sekaiへhe