いっそ全部ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって 歌詞 dps ふりがな付

消きえ落おちていく青あおの空そらの下した
止とまらない世界せかいのどこか隅すみで
抜ぬけ落おちていく日常にちじょうの真まん中なか
グルグルと回まわる秒針びょうしんに辿たどり着つけなくて

深ふかい海うみに飲のみこまれて ずっとこの手てを伸のばしていたのに
いつの間まにか君きみは
たしかに僕ぼくの中なかにいたんだ
そして五線紙ごせんしに描えがいた景色けしきを歌うたって 今いま

いっそ全部ぜんぶぶっ壊こわして 真まっ逆さかさまに落おちていって
全すべて委ゆだねて流ながされて
見みえないふりをしていたんだ 見みたくないものばかりで
深ふかく深ふかく深ふかく沈しずんでく
歪ゆがんだ遠とおくの空そらへ

まだ覚さめない夢ゆめの中なかで
僕ぼくは歩あるき続つづけて君きみに歌うたう
始はじまる一日いちにち 街まちの片隅かたすみ
いつまでも終おわらない 声こえが枯かれるまで

風かぜに漂ただよう春はるの雲くものように透すけた
君きみを探さがし続つづけるけれど
もがいた手ての中なかにあるのは
きっとなんでもないあの日ひの幻想げんそう そして

感情かんじょうという名なの波なみが 僕ぼくに押おし寄よせて触ふれて
全すべて壊こわれて奪うばわれた
掴つかめない夢ゆめのような 非日常ひにちじょうの境界線きょうかいせん
白しろく白しろく白しろく染そめられて
霧きりの晴はれない空そらへ

叫さけびだした感情かんじょうが 何度なんども何度なんども 繰くり返かえしている
蘇よみがえる記憶きおくのモノクロのフィルムを探さがしている

今いま
いっそ全部ぜんぶぶっ壊こわして 真まっ逆さかさまに落おちていって
全すべて委ゆだねて流ながされて
見みえないふりをしていたんだ 見みたくないものばかりで
深ふかく深ふかく深ふかく沈しずんでく
歪ゆがんだ遠とおくの
きれいな虹にじがかかった
歪ゆがんだ遠とおくの空そらへと沈しずむ