汐しおの香こうに むせぶ夏なつの日ひも
つかの間まの命いのちもやす恋こいのあしあとよ
遠とおく近ちかく さわぐ波なみの音おと
お前まえのきのうの さゝやきか
打うち寄よせる波なみは
遥はるか 夢ゆめのかなたへ
しらじらと 明あける夏なつの夜よるに
よみがえる胸むねにひめたあつきこの想おもい
白しろく続つづく 朝あさの砂浜すなはま
消きえゆくかすかな 星ほしあかり
想おもい出でが たどる
愛あいを運はこぶ そよ風かぜ
胸むねに浮うかぶ 浮うかぶ愛あいの歌うた
帰かえらぬその日ひを しのびつゝ
人知ひとしれず 夏なつに
告つげる 永遠とわの別わかれよ
汐shioのno香kouにni むせぶmusebu夏natsuのno日hiもmo
つかのtsukano間maのno命inochiもやすmoyasu恋koiのあしあとよnoashiatoyo
遠tooくku近chikaくku さわぐsawagu波namiのno音oto
おo前maeのきのうのnokinouno さsaゝやきかyakika
打uちchi寄yoせるseru波namiはha
遥haruかka 夢yumeのかなたへnokanatahe
しらじらとshirajirato 明aけるkeru夏natsuのno夜yoruにni
よみがえるyomigaeru胸muneにひめたあつきこのnihimetaatsukikono想omoいi
白shiroくku続tsuduくku 朝asaのno砂浜sunahama
消kiえゆくかすかなeyukukasukana 星hoshiあかりakari
想omoいi出deがga たどるtadoru
愛aiをwo運hakoぶbu そよsoyo風kaze
胸muneにni浮uかぶkabu 浮uかぶkabu愛aiのno歌uta
帰kaeらぬそのranusono日hiをwo しのびつshinobitsuゝ
人知hitoshiれずrezu 夏natsuにni
告tsuげるgeru 永遠towaのno別wakaれよreyo