思い出にはいつも 歌詞 藤田麻衣子 ふりがな付

あの頃ころの気持きもちを
君きみは覚おぼえてるかな

始はじまらなければ
終おわりもない
信しんじなければ
裏切うらぎりもない

閉とざした扉とびら
あきらめずに
叩たたいてくれたのは
君きみだけだった

雑踏ざっとうを抜ぬけ出だして
橋はしの上うえから夕陽ゆうひを見みた
いつもより素直すなおになるから
もっと君きみを知しりたいと思おもった

あの頃ころの気持きもちを
君きみは覚おぼえてるかな
思おもい出でにはいつも
笑顔えがおの君きみがいるよ

この川かわたどれば
君きみがいた町まち
今いまはもう行いかない
懐なつかしい町まち

淋さびしい時ときには
心こころの中なかで思おもい出だすよ
長ながい影かげ続つづく並木道なみきみち
そっと君きみが言いってくれた言葉ことば

辛つらい時ときは無理むりに
笑わらわなくていいよと
夕焼ゆうやけ空ぞらのように
思おもいは変かわっていく

「追おいかけた背中せなか
見みつめた横顔よこがお

あの頃ころの気持きもちを
君きみは覚おぼえてるかな
思おもい出でにはいつも
笑顔えがおの君きみがいるよ

一緒いっしょに歩あるいてく
人ひとじゃなかったけれど
君きみじゃなきゃだめだった
出会であえてよかった人ひと

思おもい出でにはいつも
笑顔えがおの君きみがいるよ