其それは君きみの言いうとおり
其それは何処どこかで聞きいたとおり
事実じじつは小説しょうせつより奇あやしい
違ちがいはない
注釈ちゅうしゃくを読よみ飛とばして
摩訶不思議まかふしぎの 水先みずさき案内あんない人じんの呼よぶほうへ
そして引ひき込こまれていた
此処ここはノベルじゃない 没ぼつプロット
ああ ああ ああ
声こえが聞きこえて止やまない
代償だいしょうを 愛あいを 愛あいを
薄汚うすよごれて咲さいた警告けいこくが目めに触ふれた
囚とらわれの心臓しんぞうが合図あいずする
フィクションなんて言葉ことばの成なり立たちは
きっとみんな見みないようにしているだけの
よく或ある怪奇かいき
暗闇くらやみの呼よぶほうがいつしか
居心地いごこちがいいのは確たしかだろうさ
名状めいじょう阻害そがい 其それがハザード
知しらないで済すまされない
其それは君きみの言いうとおり
其それは何処どこかで聞きいたとおり
命いのちは思おもうより儚はかない
ボクも同おなじ
注釈ちゅうしゃくを読よみ飛とばして
まるでボクを手招てまねきいた
禁忌きんきは初はじめからそこにあるみたい
また狂くるっていく
混濁こんだくと踊おどれ 掻撫かいなでる暗夜あんや
誰だれも誰だれだかわからない どろん
化ばけ物ものに見初みそめられ
どろりどろりまだ廻まわる 紛まがいなりの怨嗟えんさ連鎖れんさ
暗影あんえい 嘆息たんそく 等閑視とうかんし
迷妄めいもう 錯綜さくそう 鮮明せんめいに
ボクも誰だれだかわからないまま
半壊はんかいした夢ゆめに見みる瓦礫がれきの匂におい
悲かなしみの行いき先さきもいつしか
心象しんしょうなんて言葉ことばで片かたしては
きっと目めを逸そらしてきた
説明せつめいのつかない 或ある怪奇かいき
溢あふれ出だす理由りゆうを知しらなくても
涙なみだと呼よぶのは確たしかだろうさ
名状めいじょう阻害そがい 其それがハザード
脚本きゃくほんにない日常にちじょうを壊こわしていく
不可解ふかかいに隠かくれた記憶きおく 鳴なり止やむ前まえに
理解りかいできない 目めに見みえない
手てに取とれない それはきっと
誰だれか泣ないて消きえかけた
警告けいこくの合図あいずなんだ
この悲かなしい御話おはなしから
君きみだけを連つれて帰かえれたら
明日あしたはもうなくたっていい
其soれはreha君kimiのno言iうとおりutoori
其soれはreha何処dokoかでkade聞kiいたとおりitatoori
事実jijitsuはha小説syousetsuよりyori奇ayaしいshii
違chigaいはないihanai
注釈chuusyakuをwo読yoみmi飛toばしてbashite
摩訶不思議makafushigiのno 水先mizusaki案内annai人jinのno呼yoぶほうへbuhouhe
そしてsoshite引hiきki込koまれていたmareteita
此処kokoはhaノベルnoberuじゃないjanai 没botsuプロットpurotto
ああaa ああaa ああaa
声koeがga聞kiこえてkoete止yaまないmanai
代償daisyouをwo 愛aiをwo 愛aiをwo
薄汚usuyogoれてrete咲saいたita警告keikokuがga目meにni触fuれたreta
囚toraわれのwareno心臓shinzouがga合図aizuするsuru
フィクションfikusyonなんてnante言葉kotobaのno成naりri立taちはchiha
きっとみんなkittominna見miないようにしているだけのnaiyounishiteirudakeno
よくyoku或aるru怪奇kaiki
暗闇kurayamiのno呼yoぶほうがいつしかbuhougaitsushika
居心地igokochiがいいのはgaiinoha確tashiかだろうさkadarousa
名状meijou阻害sogai 其soれがregaハザhazaードdo
知shiらないでranaide済suまされないmasarenai
其soれはreha君kimiのno言iうとおりutoori
其soれはreha何処dokoかでkade聞kiいたとおりitatoori
命inochiはha思omoうよりuyori儚hakanaいi
ボクbokuもmo同onaじji
注釈chuusyakuをwo読yoみmi飛toばしてbashite
まるでmarudeボクbokuをwo手招temanekiいたita
禁忌kinkiはha初hajiめからそこにあるみたいmekarasokoniarumitai
またmata狂kuruっていくtteiku
混濁kondakuとto踊odoれre 掻撫kainaでるderu暗夜anya
誰dareもmo誰dareだかわからないdakawakaranai どろんdoron
化baけke物monoにni見初misoめられmerare
どろりどろりまだdororidororimada廻mawaるru 紛magaいなりのinarino怨嗟ensa連鎖rensa
暗影anei 嘆息tansoku 等閑視toukanshi
迷妄meimou 錯綜sakusou 鮮明senmeiにni
ボクbokuもmo誰dareだかわからないままdakawakaranaimama
半壊hankaiしたshita夢yumeにni見miるru瓦礫garekiのno匂nioいi
悲kanaしみのshimino行iきki先sakiもいつしかmoitsushika
心象shinsyouなんてnante言葉kotobaでde片kataしてはshiteha
きっとkitto目meをwo逸soらしてきたrashitekita
説明setsumeiのつかないnotsukanai 或aるru怪奇kaiki
溢afuれre出daすsu理由riyuuをwo知shiらなくてもranakutemo
涙namidaとto呼yoぶのはbunoha確tashiかだろうさkadarousa
名状meijou阻害sogai 其soれがregaハザhazaードdo
脚本kyakuhonにないninai日常nichijouをwo壊kowaしていくshiteiku
不可解fukakaiにni隠kakuれたreta記憶kioku 鳴naりri止yaむmu前maeにni
理解rikaiできないdekinai 目meにni見miえないenai
手teにni取toれないrenai それはきっとsorehakitto
誰dareかka泣naいてite消kiえかけたekaketa
警告keikokuのno合図aizuなんだnanda
このkono悲kanaしいshii御話ohanashiからkara
君kimiだけをdakewo連tsuれてrete帰kaeれたらretara
明日ashitaはもうなくたっていいhamounakutatteii