お祭まつりの鬼灯ほおずきが
並ならぶ社やしろで
あの夏なつ 日ひに焼やけた
君きみと出会であい
夜よる鳴なく鳥とりがいて
心こころが騒さわぐ
羽音はおとさえ立たてずに
森もりを飛とび立たった
私わたしの頭あたまを「妹いもうとみたい」って撫なで
紅くれない燃もゆる海うみの彼方かなたへ
ひとり君きみは征ゆくのか?
故郷ふるさとに残のこした思おもい出でを
抱だきしめて大空おおぞらへ
命いのちある限かぎりは
どこかで逢あえる
手紙てがみに綴つづられた
小ちいさな願ねがい
内地ないちの桜さくらを
もう一度いちど見みたかった
紅くれない燃もゆる南みなみの海うみで
君きみは誰だれの名なを呼よぶ?
若者わかものたちは翼つばさ広ひろげて
最果さいはての大空おおぞらへ
美うつくしいあの島しまへ
夜よる鳴なく鳥とりのように
おo祭matsuりのrino鬼灯hoozukiがga
並naraぶbu社yashiroでde
あのano夏natsu 日hiにni焼yaけたketa
君kimiとto出会deaいi
夜yoru鳴naくku鳥toriがいてgaite
心kokoroがga騒sawaぐgu
羽音haotoさえsae立taてずにtezuni
森moriをwo飛toびbi立taったtta
私watashiのno頭atamaをwo「妹imoutoみたいmitai」ってtte撫naでde
紅kurenai燃moゆるyuru海umiのno彼方kanataへhe
ひとりhitori君kimiはha征yuくのかkunoka?
故郷furusatoにni残nokoしたshita思omoいi出deをwo
抱daきしめてkishimete大空oozoraへhe
命inochiあるaru限kagiりはriha
どこかでdokokade逢aえるeru
手紙tegamiにni綴tsuduられたrareta
小chiiさなsana願negaいi
内地naichiのno桜sakuraをwo
もうmou一度ichido見miたかったtakatta
紅kurenai燃moゆるyuru南minamiのno海umiでde
君kimiはha誰dareのno名naをwo呼yoぶbu?
若者wakamonoたちはtachiha翼tsubasa広hiroげてgete
最果saihaてのteno大空oozoraへhe
美utsukuしいあのshiiano島shimaへhe
夜yoru鳴naくku鳥toriのようにnoyouni