最果さいはてに砂すなと散ちる愛あいは
偶然ぐうぜんの先さきに 生うまれた火花ひばな
いたずらに神かみの遊あそびが
二人ふたりに及およんだ それだけのこと
闇やみを彷徨さまよう 赤あかい魂たましいたちが
そのときだけ 交まじわったせいで
空そらから吹ふきつける 凍こごえた風かぜが
白浪しらなみを立たてて 孤独こどくに砕くだけた
あれは幻まぼろしだと 言いい聞きかせてる
儚はかない季節きせつに 別わかれを告つげれば
またゼロになった
身体中からだじゅうを縛しばりつけたのは
過去かこの傷痕きずあとと 明日あすへの恐おそれか
誰だれもがきっとわかり過すぎていた
避さけられない罪つみに 追おわれていること
言葉ことばの中なかに こぼれ落おちたそれは
触ふれることも 拒こばむ悲かなしみ
太陽たいようが閉とざされ 行いき場ばを失なくした
光ひかりの行方ゆくえを 誰だれが知しるのだろう
遠とおく浮うかぶ船ふねは すべて道連みちづれに
彼岸ひがんの元もとへと 流ながされてしまう
またゼロになった
最果saihaてにteni砂sunaとto散chiるru愛aiはha
偶然guuzenのno先sakiにni 生uまれたmareta火花hibana
いたずらにitazurani神kamiのno遊asoびがbiga
二人futariにni及oyoんだnda それだけのことsoredakenokoto
闇yamiをwo彷徨samayoうu 赤akaいi魂tamashiiたちがtachiga
そのときだけsonotokidake 交majiわったせいでwattaseide
空soraからkara吹fuきつけるkitsukeru 凍kogoえたeta風kazeがga
白浪shiranamiをwo立taててtete 孤独kodokuにni砕kudaけたketa
あれはareha幻maboroshiだとdato 言iいi聞kiかせてるkaseteru
儚hakanaいi季節kisetsuにni 別wakaれをrewo告tsuげればgereba
またmataゼロzeroになったninatta
身体中karadajuuをwo縛shibaりつけたのはritsuketanoha
過去kakoのno傷痕kizuatoとto 明日asuへのheno恐osoれかreka
誰dareもがきっとわかりmogakittowakari過suぎていたgiteita
避saけられないkerarenai罪tsumiにni 追oわれていることwareteirukoto
言葉kotobaのno中nakaにni こぼれkobore落oちたそれはchitasoreha
触fuれることもrerukotomo 拒kobaむmu悲kanaしみshimi
太陽taiyouがga閉toざされzasare 行iきki場baをwo失naくしたkushita
光hikariのno行方yukueをwo 誰dareがga知shiるのだろうrunodarou
遠tooくku浮uかぶkabu船funeはha すべてsubete道連michiduれにreni
彼岸higanのno元motoへとheto 流nagaされてしまうsareteshimau
またmataゼロzeroになったninatta