レントゲンには写うつらない
ところに心こころがあるらしいけど
バンドエイドを飲のみ込こんで
くだしたお腹なかを治なおそうとしてたみたい
花はなは土つちの中なかで考かんがえて
開ひらくころ言葉ことばになっている
鳥とりは走はしれる生物せいぶつを
羨うらやましがって飛とんでいる
私わたしは異邦人いほうじん
ペンや剣けんでは敵かなわない
ところに向むかう途中とちゅうで気きづいた
まっしろな紙かみもまっくろな星ほしも
冷さめないお湯ゆも醒さめない夜よるも
どこに行いっても見みつからない
風かぜはどんなに吹ふいたとて
話はなせないことを分わかっている
月つきが放はなった光ひかりは
今いまごろ歌うたへと変かわっている
私わたしは異邦人いほうじん
空そらに憧あこがれても翼つばさひとつ生はえないまま
背丈せたけばかりが伸のびてゆくのは
あなたのその足あしが
土つちとの別わかれを拒こばんだから
誰だれかが勝手かってに名付なづけた
ものに囲かこまれて暮くらしている
あなたがさっき口くちにした
言葉ことばの行方ゆくえを探さがしている
みんな異邦人いほうじんだった
レントゲンrentogenにはniha写utsuらないranai
ところにtokoroni心kokoroがあるらしいけどgaarurashiikedo
バンドエイドbandoeidoをwo飲noみmi込koんでnde
くだしたおkudashitao腹nakaをwo治naoそうとしてたみたいsoutoshitetamitai
花hanaはha土tsuchiのno中nakaでde考kangaえてete
開hiraくころkukoro言葉kotobaになっているninatteiru
鳥toriはha走hashiれるreru生物seibutsuをwo
羨urayaましがってmashigatte飛toんでいるndeiru
私watashiはha異邦人ihoujin
ペンpenやya剣kenではdeha敵kanaわないwanai
ところにtokoroni向muかうkau途中tochuuでde気kiづいたduita
まっしろなmasshirona紙kamiもまっくろなmomakkurona星hoshiもmo
冷saめないおmenaio湯yuもmo醒saめないmenai夜yoruもmo
どこにdokoni行iってもttemo見miつからないtsukaranai
風kazeはどんなにhadonnani吹fuいたとてitatote
話hanaせないことをsenaikotowo分waかっているkatteiru
月tsukiがga放hanaったtta光hikariはha
今imaごろgoro歌utaへとheto変kaわっているwatteiru
私watashiはha異邦人ihoujin
空soraにni憧akogaれてもretemo翼tsubasaひとつhitotsu生haえないままenaimama
背丈setakeばかりがbakariga伸noびてゆくのはbiteyukunoha
あなたのそのanatanosono足ashiがga
土tsuchiとのtono別wakaれをrewo拒kobaんだからndakara
誰dareかがkaga勝手katteにni名付naduけたketa
ものにmononi囲kakoまれてmarete暮kuらしているrashiteiru
あなたがさっきanatagasakki口kuchiにしたnishita
言葉kotobaのno行方yukueをwo探sagaしているshiteiru
みんなminna異邦人ihoujinだったdatta