阿波あわの港みなとへ 舳先へさきを向むけりゃ
風かぜの味あじまで 故郷くにの味あじ
わかめ採とる娘こよ 待まってておくれ
おれのみやげは 船唄ふなうただ
さあさすっとべ もどり船ぶね
三日三晩みっかみばんを そろいの浴衣ゆかた
踊おどり続つづけた 盆踊ぼんおどり
あの夜よる教おしえた せつない涙なみだ
うれし涙なみだに 変かえる日ひだ
さあさすっとべ もどり船ぶね
かもめ啼なくときゃ 港みなとが近ちかい
背伸せのびする娘こが 見みえてくる
好すいた阿呆あほうに 好すかれた阿呆あほう
恋こいの阿呆あほうで 暮くらすんだ
さあさすっとべ もどり船ぶね
阿波awaのno港minatoへhe 舳先hesakiをwo向muけりゃkerya
風kazeのno味ajiまでmade 故郷kuniのno味aji
わかめwakame採toるru娘koよyo 待maってておくれtteteokure
おれのみやげはorenomiyageha 船唄funautaだda
さあさすっとべsaasasuttobe もどりmodori船bune
三日三晩mikkamibanをwo そろいのsoroino浴衣yukata
踊odoりri続tsuduけたketa 盆踊bonodoりri
あのano夜yoru教oshiえたeta せつないsetsunai涙namida
うれしureshi涙namidaにni 変kaえるeru日hiだda
さあさすっとべsaasasuttobe もどりmodori船bune
かもめkamome啼naくときゃkutokya 港minatoがga近chikaいi
背伸senoびするbisuru娘koがga 見miえてくるetekuru
好suいたita阿呆ahouにni 好suかれたkareta阿呆ahou
恋koiのno阿呆ahouでde 暮kuらすんだrasunda
さあさすっとべsaasasuttobe もどりmodori船bune