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もう夜よは明あけてしまっている
冷ひえ切きった匂においがしている
君きみは未いまだ 横よこたわるの
軽かるい布団ふとんを肩かたまでかぶっている ああ
もう夜よるは醒さめてしまっている
乾かわいた匂においがしている
君きみは未いまだ 横よこたわるの
軽かるい布団ふとんを肩かたまでかぶっているだけ
それでも
春はるは押おし寄よせる
夏なつは繰くり返かえす
凍こごえた手ても足あしも
春夏はるなつの太陽たいようが溶とかしてくれるだろうから
それでも
春はるは訪おとずれる
夏なつは佇たたずまう
冷ひえて痛いたい頬ほほも
春夏はるなつの太陽たいようが包つつんでくれるだろうから
冷ひえ切きった匂においがしている
君きみは未いまだ 横よこたわるの
軽かるい布団ふとんを肩かたまでかぶっている ああ
もう夜よるは醒さめてしまっている
乾かわいた匂においがしている
君きみは未いまだ 横よこたわるの
軽かるい布団ふとんを肩かたまでかぶっているだけ
それでも
春はるは押おし寄よせる
夏なつは繰くり返かえす
凍こごえた手ても足あしも
春夏はるなつの太陽たいようが溶とかしてくれるだろうから
それでも
春はるは訪おとずれる
夏なつは佇たたずまう
冷ひえて痛いたい頬ほほも
春夏はるなつの太陽たいようが包つつんでくれるだろうから
