帰る場所があるということ 歌詞 悠木碧 TVアニメ ピアノの森 エンディングテーマ ふりがな付

木漏こもれ日び泳およいで
波間なみまを揺ゆらめく
風かぜの通とおり道みち
梢こずえを揺ゆらして
笑顔えがおがこぼれ落おちたんだ

緑みどりのグラデーション
すべてを包つつみ込こむ
五線譜ごせんふにかけない音おとが
メロディーになっていく ほら

強つよがりだらけの小ちいさな体からだは
日常にちじょうにころげそうだよ
だからこんな時とき
帰かえる場所ばしょがある
見慣みなれた背中せなかに
やさしさが溢あふれ出だす
懐なつかしい声こえが鼓膜こまくを揺ゆらせば
頬ほおを伝つたう涙なみだ一ひとつ
「ただいま」の数かずと
「おかえり」の数かずは
おなじじゃなきゃだめなんだ
おなじだからいいんだ

変かわらない景色けしきが
教おしえてくれたよ
自分じぶんの心こころの
変かわった部分ぶぶんを
少すこしは大人おとなになれたかな?

森もりから取とり出だした
音楽おんがくのかけらを
ポケットの中なかにつめれば
どこまでもゆけるんだ きっと

真まっ暗くらなステージで独ひとりぼっち
自分じぶんだけの音おとを探さがす
スポットライトが
お月様つきさまみたい
瞳ひとみを閉とじれば
メロディーが鳴なり響ひびく

立たち止どまるたびふりかえるといつも
帰かえる場所ばしょがあるという事こと
ひとりきりだけど
1人ひとりじゃないから
また歩あるき出だせるんだ

この手てが紡つむぐ音おと
この手てがつかむ未来みらい
まだ見みたことない景色けしきを
追おいかけてゆくよ ずっと

耳みみを澄すませば
記憶きおくを撫なでるように
あの頃ころ聞きいてたメロディ
遠とおく離はなれても近ちかくにいたんだね
ポケットの中なか
強つよく握にぎりしめたんだ

強つよがりだらけの小ちいさな体からだは
日常にちじょうにころげそうだよ
だからこんな時とき
帰かえる場所ばしょがある
見慣みなれた背中せなかに
やさしさが溢あふれ出だす
懐なつかしい声こえが鼓膜こまくを揺ゆらせば
頬ほおを伝つたう涙なみだ一ひとつ
「ただいま」の数かずと
「おかえり」の数かずは
おなじじゃなきゃだめなんだ
おなじだからいいんだ