彼岸華 歌詞 城南海 ふりがな付

ほころびの隙間すきまに 憂うれいはおびて
あなた想おもえど 想おもえど
届とどかない願ねがいです

永久とこしえの彼方かなたで めぐり会あえるなら
ここで待まちます 待まちます
風かぜになり 空そらになり

彼岸ひがん華はな
そっと咲さいて咲さいて歌うたいます
泣なき濡ぬれた夜よるも越こえて越こえて
一人ひとり想おもう 今日きょうも祈いのる

数かぞえ切きれないほど 愛あいは溢あふれて
胸むねを優やさしく 優やさしく
抱だきしめているのです

聞きこえる声こえはまだ あの日ひのままで
きっと明日あしたも 明日あしたも
そばにいて ここにいて

彼岸ひがん華はな
そっと揺ゆれて揺ゆれて舞まい上あがる
寂さびしさの朝あさも越こえて越こえて
一人ひとり想おもう 永遠とわに祈いのる

あの空そらの向むこう側がわ 見守みまもるように光ひかる
いつまでもずっと 繋つながっているよと信しんじて

彼岸ひがん華はな
そっと咲さいて咲さいて歌うたいます
泣なき濡ぬれた夜よるも越こえて越こえて
一人ひとり想おもう 今日きょうも祈いのる