同おなじ痛いたみを 道みちづれに
ふたり出直でなおす 北きたの町まち
遠とおくちらちら 家並いえなみの
点ともる灯あかりが 呼よぶような
墨絵すみえぼかしの ああ雪ゆき月夜つきよ
燃もえるちいさな 命いのち火ひを
俺おれにあずけて くれた女ひと
そんなおまえが いとしくて
細ほそい肩先かたさき 抱だき寄よせりゃ
匂におう黒髪くろかみ ああ雪ゆき月夜つきよ
まるで過去むかしを 消けすように
風かぜにはらはら 雪ゆきの華はな
心こころかさねる 湯ゆの宿やどの
春はるを待まってる 寒かんつばき
紅べにがほのかに ああ雪ゆき月夜つきよ
同onaじji痛itaみをmiwo 道michiづれにdureni
ふたりfutari出直denaoすsu 北kitaのno町machi
遠tooくちらちらkuchirachira 家並ienaみのmino
点tomoるru灯akaりがriga 呼yoぶようなbuyouna
墨絵sumieぼかしのbokashino ああaa雪yuki月夜tsukiyo
燃moえるちいさなeruchiisana 命inochi火hiをwo
俺oreにあずけてniazukete くれたkureta女hito
そんなおまえがsonnaomaega いとしくてitoshikute
細hosoいi肩先katasaki 抱daきki寄yoせりゃserya
匂nioうu黒髪kurokami ああaa雪yuki月夜tsukiyo
まるでmarude過去mukashiをwo 消keすようにsuyouni
風kazeにはらはらniharahara 雪yukiのno華hana
心kokoroかさねるkasaneru 湯yuのno宿yadoのno
春haruをwo待maってるtteru 寒kanつばきtsubaki
紅beniがほのかにgahonokani ああaa雪yuki月夜tsukiyo