手てかざし仰あおぐ空そらは 五月さつきの風かぜ
鳴なく雲雀ひばり
幼おさない頃ころの匂におい 父とうさんと来きた
つつじ道みち
手てを繋つないでた 包つつまれていた
若葉わかば揺ゆれる 木こ漏もれ陽び
守まもられている 許ゆるされている
今いまも続つづく道みち
笹ささの葉は触ふれる風かぜは 耳みみ清きよしき
さやさやと
冷つめたい季節きせつ想おもう 耳みみ閉とざした
風かぜが刺さす
背せを向むけていた 俯うつむいていた
心こころ揺ゆれた過すぎし日ひ
形かたちを変かえて たゆたう雲くもは
空そらに溶とけゆく
手てかざし仰あおぐ空そらは 五月さつきの風かぜ
心地ここちよく
つつじの蜜みつは ほの甘あまい
手teかざしkazashi仰aoぐgu空soraはha 五月satsukiのno風kaze
鳴naくku雲雀hibari
幼osanaいi頃koroのno匂nioいi 父touさんとsanto来kiたta
つつじtsutsuji道michi
手teをwo繋tsunaいでたideta 包tsutsuまれていたmareteita
若葉wakaba揺yuれるreru 木ko漏moれre陽bi
守mamoられているrareteiru 許yuruされているsareteiru
今imaもmo続tsuduくku道michi
笹sasaのno葉ha触fuれるreru風kazeはha 耳mimi清kiyoしきshiki
さやさやとsayasayato
冷tsumeたいtai季節kisetsu想omoうu 耳mimi閉toざしたzashita
風kazeがga刺saすsu
背seをwo向muけていたketeita 俯utsumuいていたiteita
心kokoro揺yuれたreta過suぎしgishi日hi
形katachiをwo変kaえてete たゆたうtayutau雲kumoはha
空soraにni溶toけゆくkeyuku
手teかざしkazashi仰aoぐgu空soraはha 五月satsukiのno風kaze
心地kokochiよくyoku
つつじのtsutsujino蜜mitsuはha ほのhono甘amaいi