更新日:2020年4月7日
野田洋次郎(RADWIMPS)の初となるエッセイ本『ラリルレ論』(文藝春秋)が、5月16日に発売されることが決定した。本書は、2014年の全国ツアー「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」の最中に、野田が執筆していた日記をもとにしているが、深い思索の末に辿り着いた恋愛観や死生観、音楽について、世界中で起こっている様々なニュースに対する考察などがRADWIMPSの楽曲を想起させる独自のテンポで綴られている。
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野田は6月6日公開の映画『トイレのピエタ』で映画初出演にして初主演を務めており、この本には監督・脚本の松永大司氏からの熱いオファーを受け、出演を決意するまでの胸の内も綴られている。活動の場をステージのみならずスクリーンにも広げ、多角的な活躍が期待される野田洋次郎の初の著書は、単なるミュージシャンの日記にとどまらない、いわば“思想書”のような仕上がりとなっている。
【野田洋次郎コメント】
期せずして今年30歳を迎える自分。今、自分が何者なのか。何に怯え、何を喜びに生きているか。また、周りを見渡した時に生じる疑問、違和感、不条理を一つ一つ残しておこうと思いました。そうやっておぼろげではありますが、世界と僕との距離、そして愛し合い方が分かってきたように思います。作詞とはまたまったく違う、脳内旅行体験をすることができました。
――野田洋次郎
『ラリルレ論』
2015年5月16日発売 ¥1500+税 文藝春秋
【著者プロフィール】
1985年、東京都生まれ。ロックバンドRADWIMPSのヴォーカル&ギターであり、全作品の作詞作曲を担当する。2001年にバンドを結成し、05年シングル「25コ目の染色体」でメジャーデビュー。最新作『✕と◯と罪と』を含む7枚のアルバムと16枚のシングルをリリースし、日本の音楽シーンを牽引する存在として独自の輝きを放ち続けている。同時代的な恋愛観、死生観、宗教観を盛り込んだメッセージ性の強い楽曲は、若者たちを中心に圧倒的な支持を集める。またillion名義でのソロプロジェクトも行っており、ファーストアルバム『UBU』はイギリス、フランスをはじめとした世界各国で発売され話題となった。
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