公開日:2017年5月30日
1996年、63歳にしてウクレレアーティストとしてソロデビュー。一躍ウクレレブームの立役者となり、ハワイアンブームの元祖、ウクレレの神様…ならぬ“カミナリ様”と呼ばれている高木ブー。
彼は言わずと知れたザ・ドリフターズの一員であり、1966年のザ・ビートルズの来日武道館公演では、オープニングアクトを務めた経歴を持つ。折しも先週25日には、ザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ~』50周年盤発売記念イベントでタワーレコード渋谷店のステージに立ち、「MICHELLE(ミッシェル)」を自らのウクレレ演奏と歌声で披露したばかり。
その“ウクレレのカミナリ様”こと高木ブーは、実は2000年にザ・ビートルズのウクレレカヴァーアルバムをリリースしている。タイトルはその名も『LET IT BOO』。「LET IT BE」、「YESTERDAY」、「MICHELLE」、「SHE LOVES YOU」など、ザ・ビートルズの名曲ばかりをウクレレと、普段の高木からは想像もつかないほどの“美声”でカヴァーした、まさに名盤だ。
リリースから17年という月日が経ち、現在では生産中止となっている名盤『LET IT BOO』だが、現在ソニーミュージックのネットショップSony Music Shopにある「オーダーメイドファクトリー」では再発売に向けてのエントリーが始まった。
「オーダーメイドファクトリー」は、スペシャル企画盤や生産中止となったタイトルなどをサイトにエントリーし、ユーザーから既定のリクエスト数が集まれば商品化・発売するという、ファンにとっては待望の、反面アーティストにとってはサバイバルとも言えるシステム。
高木のアルバム再発売実現には目標の予約数をクリアする必要がある。今回商品化が決定すれば、最新リマスタリング&高品質Blu-spec CD2でのリリースとなる予定だ。
84歳にしてなお容易でないCD発売への道。商品化決定よりも前に予約すれば、特典もあるとのことなので、皆さんの力でぜひとも高木ブーの名盤を復活させてはいただけないだろうか。
高木ブー『LET IT BOO』商品詳細&ご予約ページ