今回もラーメンを食べに行く!?
昨年11月にリリースされた最新アルバム『ニューヨーク9番街57丁目』を引っ提げたワールド・ツアー「57TH & 9TH TOUR」の日本公演が、6月6日(火)日本武道館で開始した。スペシャル・ゲストのジョー・サムナー(スティングの息子)とザ・ラスト・バンドレーロスがまず演奏し、休憩を挟んでいよいよスティング登場となると、会場は大声援でその時を迎えた。ステージ上はシンプルなバンド構成で、ギターはスティングの作品ではおなじみのドミニク・ミラーと彼の息子のルーファス・ミラーの2人、ドラムは以前ガンズ・アンド・ローゼズやナイン・インチ・ネイルズで演奏したことがあり、『ニューヨーク9番街57丁目』にも参加しているジョシュ・フリース。
そしてジョー・サムナーとザ・ラスト・バンドレーロスのメンバーがコーラスを務めるという布陣。
『ニューヨーク9番街57丁目』がリリースされた時、スティングは「私のポリス時代からの古いDNAを新しい感覚で見ることができると思う」とコメントしていたが、新作の曲か、ポリスの曲、そしスティングの曲がブレンドされたベストな選曲は、70年代のポリス「ネクスト・トゥ・ユー」も昨年リリースの「アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー」も時代の違いをまったく感じさせず、ロックなバンド・サウンドが作り出す勢いを伴って最新の魅力を放っていた。
「57TH & 9TH TOUR」は今年2月1日にカナダのバンクーバーで開始、9月28日のフィンランド公演まで現在98公演が発表されている(フェスティバル出演も含む)。
日本は6年ぶり11回目の来日公演。東京は6月7日(水)、8日(木)も日本武道館公演が行われるが、当日券も発売されるということなので、ぜひチェックしよう。
昨年11月にプロモーションで来日した時にはラーメン屋での写真をSNSにアップして大きな話題となったが、今回の滞在中にはどこに行くのか、それも気になるところだ。