「不老不死」のミュージックビデオ公開
世の中に埋もれているあらゆる感情や声達を人々に伝えたいという想いから、「物語を語り継ぐ」という意味を持つ言葉「edda(エッダ)」をアーティスト名に2017年より活動を開始したedda。日常に潜む痛みや不安を拾い上げ、微かな光を照らすような歌詞と、儚くも包み込むような美しい歌声で物語を紡ぎだすアーティストである。
5月31日に地元福岡限定でリリースしたシングル「半魚人」が売り切れ店続出となり、急遽初の全国流通盤となるミニアルバム「さんかく扉のむこうがわ」を7月19日にリリースすることを先日発表。
同作品の1曲目に収録となる「不老不死」のミュージックビデオが公開となった。
このミュージックビデオは、NHK Eテレで放送中の番組「シャキーン!」や「ムジカ・ピッコリーノ」などを手がける映像プロダクション・DIRECTIONSが制作を、コマ撮りアニメは独特のビジュアルセンスで海外からも注目を集める早船将人が担当。
そして、映像にはedda本人は出演せず、タイトル通り正に“不老不死"な存在と言え、マネキンよりも柔らかく、人間よりも無機質なドール・ファッションモデルの橋本ルルを起用。
実在する彼女が、おとぎ話の世界に紛れ込んだような不思議な光景は、これまで観たことのない異様な映像空間となっており必見である。
「お前なら私のことを ねぇ殺してくれるでしょ」と願う主人公の儚げな感情を、無表情ながら何かを訴えかけてくるような存在感で橋本ルルが見事に表現している。
ショートムービーのように展開される作品性の高さは、楽曲も然ることながらまさに独特の創造力を表現した必見の映像となっている。
また同時に、シングル「半魚人」に続いてedda自身がイラストを描いた今作のCDジャケットも公開となった。
様々な物語に出会うべく、自らの旅の途中を描いたジャケットとなっている。
独特のタッチでCDジャケットのイラストを自ら描き、先日公開された「半魚人」のミュージックビデオもアート性の高い創造的な映像で話題となるなど、今後の動向にも注目である。
【edda 「不老不死」ミュージックビデオ】