ささきいさお、アニソン界の帝王・水木一郎との初デュエットソングを発売予定!
「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」など数多くのアニメソングをヒットさせたことから「アニメソング界の大王」と呼ばれ、歌手はもちろん、声優、俳優としてマルチに活躍中のささきいさお(75)が24日、東京・港区のフリーキックスタジオで、「ささきいさお生誕75周年記念カラオケ大会」のグランプリ受賞者・小窪文人さん(30)=埼玉県在住、会社員=と一緒にレコーディングを行った。同カラオケ大会は、さる5月21日、ささきが75歳の誕生日(5月16日)を迎えたのを記念して開催され、全国から約500通の応募者の中から選ばれた全16組(全21人)が決勝に出場。それぞれが好きなアニメソングを歌って競い合った結果、「がんばれ!宇宙の戦士」を歌った小窪さんがグランプリを受賞し、そのグランプリの副賞として「ささきいさおとのレコーディング体験」が贈られたもの。
今回の歌唱曲は、ささきが1980年に発表したテレビアニメ「宇宙大帝ゴッドシグマ」のオープニングテーマ「がんばれ!宇宙の戦士」(詞・八手三郎、曲・小林亜星)。1コーラス目を小窪さん、2コーラス目をささきが歌い、最後の「シグマ シグマ ゴッドシグマ~」というサビの繰り返しフレーズを2人で歌唱して収録。
ささきは、小窪さんが歌う歌に終始、じっくりと耳を傾け、その都度、気づいたことを懇切丁寧にアドバイスしながら最後まで和気あいあいの雰囲気でレコーディングを終えた。
歌い終わって、ほっとした表情を見せた小窪さんは「ささきさんは昔から大ファンでして、深い低音が魅力的で、男性からしてもカッコいいなと思います。どの曲も好きなものばかりですが、カラオケ大会で『がんばれ!宇宙の戦士』を選曲したのは、自分の緊張を和らげるためと、まわりのお客さんに緊張が伝わらないように楽しんでもらうためです。今日もその曲を歌わせていただき、貴重な体験をさせていただきました」と感激していた。
ささきは「この曲は、レコーディングしてから3回ぐらいしか歌っていませんが、ノリがよくて、覚えやすい曲ですし、客席と一体となって楽しめる歌なので、小窪さんが選曲したのは正解だったと思います。今日、小窪さんの歌を聴かせていただいて、最初は初めての体験で緊張されていたのか、声が出ていなくて心配しましたが、だんだんとご自分のペースを取り戻し、最後は安定していて、素直な声の出し方に好感が持てました」と絶賛。
同スタジオは、ささきがよくレコーディングしているお気に入りのスタジオだそうで、小窪さんは「カラオケ大会でグランプリをいただき、しかもレコーディング体験ができるなんてまるで夢のようです。しかもささきさんがいつもレコーディングされているスタジオで歌わせていただけたのが信じられません。今回のCDは貴重ですし、自分の宝物にします」と話していた。
10月18日には、NHK―FMの音楽番組「アニソンアカデミー」の校歌CDで、アニソン界の帝王・水木一郎との初デュエットソング「アニソンアカデミー校歌」を日本コロムビアから発売する。