和楽器バンド、名曲「東風破」を一青窈と共作
これまで台湾でワンマンライブを複数回開催し、チケットは全て即日完売した和楽器バンド。そんな彼らが台湾の現地ファンからの中国語カバー楽曲を求める声に応え、中国及び台湾で長く愛されているジェイ・チョウの名曲「東風破」(日本語読み:とうふうは)を配信して話題となっている。
当初は中国語のまま「東風破」として配信されていたが、“日本語での「東風破」も聴きたい”という、中国語から日本語への訳詞を望む現地ファンの声があり、日本と台湾の架け橋として活躍する一青窈に日本語訳詞を依頼すると快諾。
そうした経緯で生まれた「東風破-日本語バージョン-」は、和楽器バンドが2017年、初めての中国本土でのライブとなった『SUMMER SONIC SHANGHAI 2017』の出演を機に、中国本土及び、台湾で「東風破-日本語バージョン-」として配信すると、現地KKBOXの週間チャートで2位を獲得。
その快挙は日本のファンにも伝わり、“日本国内でも聴きたい”という熱い要望に応えるかたちで、遂に日本においても「東風破」の配信が実現。
さらに11月29日発売のベストアルバム『軌跡 BEST COLLECTION+』にボーナストラックして「東風破-日本語バージョン-」が収録されることも発表された。
これまで日本の文化を世界に発信し続けてきた和楽器バンドが、初めて海外先行でリリースした逆輸入楽曲となる「東風破」はファンならずとも要チェックだ。