演技の実力と 支持されている理由とは??
先日、NHK大河ドラマ「いだてん~オリムピック噺~」に川栄李奈の出演が発表された。共演者にはビートたけし、森山未來、神木隆之介、等々・・・そうそうたる顔ぶれ。
そこに肩を並べて、川栄李奈はいた。
2015年にavexに移籍して本格的に女優業をスタートさせてから、約2年でNHK大河ドラマへの出演決定。これは異例のスピードと言えよう。
舞台「AZUMI幕末編」「あずみ戦国編」では女剣士、NHK朝のテレビ小説「とと姉ちゃん」では仕出し屋の娘、映画「デスノート Light up the NEW world」では無差別殺人者、映画「亜人」では決してしなない唯一の女性亜人で男性相手に激しいアクションを披露する等、本当に幅広い役を演じ、出演してきた。
CMではauの「三太郎シリーズ」で織姫(織ちゃん)として出演し、これが2017年8月のCM好感度ランキングで1位を獲得。
さらに以前までの“おバカキャラ”のイメージとは真反対である「第48回衆議院議員総選挙」の選挙啓発イメージキャラクターにも抜擢されるなど、その勢いはとどまらない。
2017年11月にオリコンの「2017年ブレイク女優ランキング」が発表されたが、川栄は2位を獲得した。
このランキングを見て、面白いなと感じたところはランクインした女優のほとんどが、映画・ドラマでの主演、ヒロイン経験者だが、川栄は主演、ヒロインをここまで演じてきていないという所だ。
「川栄さんは主演、ヒロインを本当にうまく引き立ててくれて、決して邪魔をしない芝居をしてくれる。かと言って、存在感がないということではなくて、しっかりとそこにいて全体をまとめてくれる。
料理でたとえるなら、まさに“スパイス”です。メインの料理を引き立て、より美味しくし、時にはピリッと刺激を与えて、味をまとめてくれる。どんな料理にも“スパイス”は絶対必要で、それが、病みつきになってしまうんですよね。」と関係者は語る。
“スパイス”と言われるだけあって、メインではなくても、しっかりとした存在感をしめし、いつも身近にあるという親近感がこのランキングの結果かもしれない。
来年には出演映画が3本控えており、まだまだCMの出演も増えそうな予感だ。
カメレオン俳優、バイプレイヤー、それとはまた一味違った”スパイス女優 川栄李奈”彼女のこれからの活躍が楽しみだ。