映画「南瓜とマヨネーズ」舞台挨拶
「南瓜とマヨネーズ」の舞台挨拶が大阪のテアトル梅田で開催され、主演の臼田あさ美が登壇した。女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。
この作品は、魚喃キリコの同名マンガを冨永昌敬が実写化した作品。臼田あさ美が演じるツチダが元恋人と現在の恋人の間で揺れ動く物語だ。元恋人・ハギオはオダギリジョー、現在の恋人・せいいちは太賀がそれぞれ演じている。劇中で音楽監修を担当するのはやくしまるえつこだ。豪華なキャスト陣が、リアルな恋愛模様を描いた映画を彩っている。
本編上映後に登場!!
今回の舞台挨拶は上映後に行われた。「こんばんわ。臼田あさ美です。」と颯爽と登場した!!会場は通路に立ち見が出るほど賑わっていた。そんな観客の様子を見た彼女は「本当にたくさんの方がいらしてくれて嬉しいです。立ち見の方、大丈夫ですか?きっと、映画を見た後だから疲れてると思うんですけど屈伸とかしてリラックスして最後まで楽しんでもらえたらと思います。」と最高の心遣いをみせてくれた。公開開始から一ヶ月。
「南瓜とマヨネーズ」が公開されて、はやくも一ヶ月。東京のメイン館である新宿武蔵野館では、今年公開された邦画作品の中で、興行収入ナンバー・ワンになっている。また、テアトル梅田においても、公開から週を重ねるごとにどんどん動員数が増えており、なかなか珍しい事態が起きている。この状況に「何か、実感はありますか?」と聞かれた臼田は「こうして劇場に来るとこんなにたくさんのお客さんが見に来てくれてるんだって実感はあるんですけど…。なかなか普段はなくて数字もあまり身近にある数字ではないので、あまり実感はないんです。けど…こうして、みなさんのお顔を見れることが何よりも嬉しいし、たくさんの方が見に来てくれているということが結果としてちゃんと出ていてありがたい限りです。」と話してくれた。
女性の反響がスゴイ。
今回の上映会のお客さんを見るとほとんどが女性だった。Twitterや口コミサイトでも女性からの意見が多いようだ。「今年の邦画ナンバーワン」「ドキュメンタリーを見てるみたい」「リアル過ぎて痛い、切ない」など多くの感想が寄せられている。映画『南瓜とマヨネーズ』新PR映像
俳優・太賀の歌がヤバイ。リアルな恋愛を寄り添う音楽
今作では、俳優・太賀が歌を歌っている。この歌声について臼田は「太賀君の歌上手いっぽいよ…みたいな噂はちゃんと聴いてたんですけどご本人の歌は聴いたことが無くて。なんか…歌うまかったですね!本当、安心しました(笑)」と会場を笑わせてくれた。さらに、彼の歌声の魅力について「太賀くんのうたはとっても上手なんですけど、それよりも歌声とか歌い方とか歌ってる姿が、なんかすごく正直な人っていうのが現れていて、1番はそこで、うまさよりも真っ直ぐさに感動しました。」と話してくれた。
太賀の歌声は、出演しているオダギリジョーや銀杏BOYSの峯田が「俳優にしとくにはもったいない」と言ったほどの実力を持っているようだ。そして、この恋愛模様を彩る重要な音楽を担当しているのは作詞家、作曲家、音楽プロデューサー活躍しているやくしまるえつこだ。原作の空気感やキャスト陣の想いをくみとって見事に演出をしている。
ぜひ、気になる人は映画を見てチェックしよう。
劇中歌
やくしまるえつこ│ヒゲちゃん
【映画 ストーリー】
ライブハウスで働くツチダは同棲中の恋人せいいちがミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働きながら生活を支えていた。一方で、自分が抜けたバンドがレコード会社と契約し、代わりにグラビアアイドルをボーカルに迎えたことに複雑な思いを抱え、スランプに陥っていたせいいちは、仕事もせず毎日ダラダラとした日々を過ごす。そんなとき、ツチダはお店に来た客、安原からもっと稼げる仕事があると愛人契約をもちかけられる。
映画情報
『南瓜とマヨネーズ』11月11日(土)より全国ロードショー
監督・脚本:冨永昌敬
原作:魚喃キリコ『南瓜とマヨネーズ』(祥伝社フィールコミックス)
出演:臼田あさ美、太賀、浅香航大、若葉竜也、大友律、清水くるみ、岡田サリオ、光石研、オダギリジョー
製作:『南瓜とマヨネーズ』製作委員会
制作プロダクション:スタイルジャム
配給:S・D・P
2017/93min/カラー/シネスコ/5.1ch
(c)魚喃キリコ/祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会
テアトル梅田 公式サイト