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林部智史、能楽堂で和風スペシャルライブ「一年間の感謝を込めて 林部智史 THANKS CONCERT」を開催!


林部智史、初めてとなる和楽器を取り入れスペシャルたライブ!

シンガー林部智史が12月6日、7日の両日、銀座・観世能楽堂にて、箏、尺八奏者を迎えたスペシャルライブ「一年間の感謝を込めて 林部智史 THANKS CONCERT」を行った。
能楽最大流派である観世流の本拠地である観世能楽堂は、これまであった渋谷区松濤から檜舞台を移築し、今年4月銀座のGINZA SIX内に開場した。
通常は能を中心とした日本の伝統文化を披露する舞台であり、歌手がコンサートを行うのは非常に珍しいこと。



この日林部をサポートするミュージシャンは、普段の林部のライブでもバンドマスターを勤めるピアノ安部潤、ベース川崎哲平に加え、箏奏者の吉永真奈、尺八の田嶋謙一。
林部にとって初めてとなる和楽器を取り入れたライブとなった。

オープニング、林部は着物姿で登場。
ライブは美空ひばりのカバー「津軽のふるさと」で幕を開けた。
「荒城の月」「竹田の子守唄」など、和楽器編成を意識したトラディショナルな楽曲を中心に歌唱。
「初の試みなので、普段のコンサートでは歌えない、今日しか歌えない歌をお届けしたいと思います」という言葉通り、殆どの曲が人前で歌うのは初めてという意欲的な選曲だった。
前半戦は「ふるさと」を観客とともに合唱すると、一旦降壇した。

スーツ姿に着替えた後半戦はオリジナル楽曲「愛と笑顔を、、、」「運命の人」でスタート。
ファンにとっては普段聴き慣れたナンバーが、箏と尺八によってアレンジされ、新しい命を吹き込まれたかのようである。
さらに先日テレビ朝日系帯ドラマ劇場「トットちゃん!」に坂本九役として出演し歌唱した「上を向いて歩こう」、そして阿久悠未発表詞に吉田拓郎が曲をつけた話題作「この街」を披露。
その後もこの日のために選曲されたカバー楽曲を、和楽器とのコラボレーションによる絶妙なアレンジにのせて歌唱し、観客を魅了した。

ライブが終演に近づくと、ピアノ1本でサードシングル「だきしめたい」を歌唱。
そしてこの日の最後の楽曲となったデビュー曲「あいたい」では、ピアニストさえも降壇し、アカペラで熱唱した。
曲の後半ではマイクも外し、溢れんばかりの感情を込めた生声を伝統ある能楽堂に響き渡らせ、万雷の拍手の中ライブは幕を閉じた。
プレミアチケットとなったこの日のスペシャルライブ。
銀座に集まった450人の観客は、普段見ることのできない林部智史のレアなパフォーマンスを心ゆくまで堪能したことだろう。

林部は2018年1月10日、これまで発表したシングル3作を収録したファーストアルバム「Ⅰ(読み:ファースト)」をリリースする。
30歳の節目を迎える2018年も、大きな飛躍が期待されている。

■セットリスト
「一年間の感謝を込めて 林部智史 THANKS CONCERT」(12月6日、7日)
01. 津軽のふるさと
02. 荒城の月
03. 竹田の子守唄
04. 里の秋
05. 知床旅情
06. ふるさと
07. 愛と笑顔を、、、
08. 運命の人
09. 上を向いて歩こう
10. この街
11. 僕のそばに
12. 秋桜
13. 恋人よ
14. だきしめたい
15. あいたい

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