清春、2月28日にリリースはアルバム『夜、カルメンの詩集』
清春が2月28日にリリースするアルバム『夜、カルメンの詩集』のジャケットが発表された。極彩色に彩られたグラフィックは、コラージュアーティストの河村康輔によるもの。河村は国内外の様々な美術館、ギャラリーで個展、グループ展を開催し、2016年アディダスとコラボレーションによるレアル・マドリード来日記念コレクションを発表したり、大友克洋や田名網敬一といった巨匠と作品を共同制作をしている気鋭の作家だ。
河村作品のファンであった清春のラブコールにより、楽曲のイメージに合わせたアートワークが誕生した。
また、YOHJI YAMAMOTOの衣装協力による新アーティストビジュアルも合わせて公開された。
さらにアルバムの収録内容も明らかになった。3枚組の初回限定盤はDISC1に「赤の永遠」、「眠れる天使」を含む全10曲、DISC2に、DISC1の全楽曲+ツアー会場限定販売シングルで発表される「罪滅ぼし野ばら」の歌詞を清春本人が朗読したポエトリーリーディングを収録。DISC3は「赤の永遠」、「眠れる天使」、「夜を、想う」のミュージックビデオが収録されたDVDとなっている。「赤の永遠」のミュージックビデオは2/9(金)のMTV「清春 WORKS MUSIC VIDEO HISTORY」内で初O.Aされる。
通算9枚目となる今作。リード・トラック「赤の永遠」は、フラメンコ・ギターの国内第一人者、沖仁のライブ・サポートを長く務めるギタリスト智詠(ちえい)を起用。近作で見られるスパニッシュ要素を全面に反映させ、伸びやかなフラメンコ・ギターの音色に、清春のボーカリゼーションが艶やかに絡む楽曲。サブリード・トラック「眠れる天使」は、スガシカオや稲葉浩志のライブ・サポートを務める俊英ギタリスト、Duranを起用したファンキーなロック・チューン。リズム・セクションには清春諸作に長く関わる沖山優司(ベース)、Katsuma(coldrain)他を起用し、豊穣なグルーブを描く。デビュー25周年、50歳という節目を目前に控えた中で、これまでの清春像を根底から覆すような、新境地を魅せた意欲作となっている。
清春は2月23日 大阪BIGCATを皮切りに全国ツアーを開催予定だ。
3/2仙台Rensa公演はアルバムリリース記念として会場で「夜、カルメンの詩集」(初回盤)を購入した来場者全員と終演後握手会も開催される。