FlowBack ライブレポート< FlowBack LIVE TOUR 2018「I AM」>
FlowBackのメジャーデビュー後、初のワンマンライブツアー< FlowBack LIVE TOUR 2018「I AM」>のファイナル公演が2月17日(土)東京・Zepp Tokyoにて開催された。約半年ぶりの単独公演となる今回のライブ。12月にリリースされたB.LEAGUE 2017-18 SEASON公式テーマソングとなっている最新シングル「BREAKOUT」からはじまり幕が振り落とされると、観客のテンションは一気に最高潮に。続く2曲目の「BOOYAH!」では優雅さに磨きがかかるパフォーマンスを披露し、この半年での成長を観客に見せつけた。
また “挑戦者”をテーマに掲げるFlowBackらしい1stアルバムのタイトル曲でもある「VERSUS」は、今回ライブアレンジとしてJUDAIが曲中にアカペラでの即興ラップを披露。観客に「ついてこいよ」と挑発するような、このライブへの気構えをファンに伝える迫真のパフォーマンスとなった。
迫力のパフォーマンスでファンを楽しませる一方、曲間では人気お笑い芸人のレインボーがサプライズで登場。続く転換中にはメンバーのレギュラーラジオ番組「Flow it Back」の会場限定ver.が生放送でオンエア。FlowBackの素顔が見え隠れするような軽快なトークが繰り広げられ会場からは笑いが漏れる一幕もあった。
一転、上下ベージュが基調となったセミカジュアルな格好に衣装替えしたメンバーが再登場し2ndシングルとして記憶に新しい80’sサウンドの「Heartbreaker」へ。続く「Showstoppaz」では激しいダンスパフォーマンスの一方で、ぐっと大人な空気感を醸し出す同曲を歌いきった。そして雨上がりを表現した照明によって一気にムードが高まるトロピカルサウンドが特徴の「AfterRain」で観客は彼らの歌声に聴き入った。
その後、JUDAIが「始めたばっかりでぎこちないんですけど、ギターを始めまして、今日披露していいですか。」とどこか照れくさそうに語り、「ByeBye」をアコースティックギターで奏で、それに合わせてメンバーが歌い出した。メンバーのハーモニーも合いまり観客は息をのむパフォーマンスとなった。続く5thシングルの「雪色」では夜空に雪が降る世界を映像で表現した演出で、甘く切ない世界観を表現し観客は彼らの歌声を聴き入った。
そして、REIJIから「今日楽しみにしていた気持ちをぶつけてください!盛り上がっていけますか!」と煽りがあり「Calling」、タオル回しで会場と一体となる「Let’s Get Together」、4thシングル「WE ARE!」を3曲立て続けに披露。3曲ではワンマンライブならではのパフォーマンスとして力強い男性のダンサーたちが登場。「WE ARE!」ではメンバー、ダンサー、観客みんなでFlowBackだという会場全体が一体感を見せ、あらゆるものに戦いを挑みに出発したFlowBackがファンを含めたチームワークを手に文字通り“これが今の自分たちだ”と宣言するような締めくくりとなった。
鳴りやまない拍手で本編が終わった後、アンコールはライブ定番曲となっている「FlowBack」、さらに「SHAKE THE WORLD」を披露した。メンバーは去り際に「重大発表があるからまだ帰らないでね」とファンを期待させる。残されたステージのスクリーンには、3月21日にニューシングル「ALWAYS」のリリースが発表された。嬉しいサプライズに観客は歓声をあげる。興奮冷めやらぬままWアンコールに突入し、これからもFlowBackを続けていくという決意が込められたか楽曲「パズル」で大円団を迎えた。
SETLIST
M1 BREAKOUT
M2 BOOYAH!
M3 Come A Long Way
M4 FAMOUS
M5 Let Me Love You
M6 Be Mine
M7 Wake Me Up
M8 Phoenix Rise
M9 VERSUS
M10 All This Time
M11 Heartbreaker
M12 Showstoppaz
M13 YOUNG LOVE
M14 AfterRain
M15 See you again
M16 ByeBye
M17 雪色
M18 Calling
M19 Let's Get Together
M20 WE ARE!
ENCORE
EN1 FlowBack
EN2 SHAKE THE WORLD
W・EN パズル