大ヒット中!!『グレイテスト・ショーマン』
『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した才能溢れる音楽チームとコンビを組んで完成させた、映画史に残るゴージャスでスペクタクルなミュージカル・エンタテイメント『グレイテスト・ショーマン』が2018年公開作品でNo.1の記録となる大ヒット中だ。本作の主題歌“This Is Me”は、公開前から「予告の歌を聴くだけで泣ける」などと話題になっていたが、公開されると更にその声は大きくなり「"THIS IS ME"のシーンで、私達も負けずに戦うんだ!と勇気付けられて、ボロボロ涙が出ました…」、「「This Is Me」で涙腺崩壊してそれ以降ほとんど泣いてた笑」などと映画サイトへのレビュー書き込みや、SNSに多数の声が寄せられている。
この度、そんな“This Is Me”のビハインド・ストーリー映像が到着し、作品に負けない感動の制作秘話が明らかになった。
『グレイテスト・ショーマン』 “This Is Me”ビハインド・ストーリー
本作の主人公P.T.バーナムは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師。
妻への一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。
『ラ・ラ・ランド』で、昨年のアカデミー賞とゴールデングローブ賞のW受賞を果たしたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビが、本作でもゴールデングローブ賞<主題歌賞>を受賞し、更にアカデミー賞も<主題歌賞>にもノミネートされている「This Is Me」を手掛けた。
上流社会に受け入れてもらえない現実を知ったバーナム一座のエンタテイナーが、ショーの中で輝く自分たちを奮い立たせるように歌うこの曲について、ポールからの「世間から、お前には愛される価値がないと言われても、自分を愛し、自分に自信を持つことが大切だと強調するには、とても強烈な女性の声による生々しいパワーが必要だと思った」という期待に応えてレティ役のセトルが圧巻の歌声を聞かせる。
この度到着したのは、映画製作が決定していない段階で、セトルがはじめて生歌を披露するワークショップ・セッションを捉えた映像。「Hands on a Hardbody」でブロードウェイに旋風を巻き起こし、トニー賞にノミネートされるなど充分なキャリアを持つセトルだが、「歌いたくないと言ったの。
この歌の中のストーリーを語るためには自分が抱える恐れに直面しないといけないとわかっていたから」とレティのように自信の無い自分を受け入れて肯定するまでには相当な覚悟が必要だったと明かす。しかしマイケル・グレイシー監督は「キアラはマイクの前に出ようとしなかった。
僕は言い続けたよ。“リングに出てこないとダメだ。堂々とありのままでいようと歌っているんだから”とね」とセトルを説得したことを振り返る。そんな説得に応じてマイクの前に立ったセトルだが「歌いながらあまりに怖くなって、思わずヒューの手をつかんだ。気づいたら歌い終わってて割れるような喝采を浴びてた」と当時を振り返る。
その様子を到着した映像は捉えており、ジャックマンが目に涙を溜めてセトルの手を握る姿が映し出されており、当時を「僕にとって、今までのどの経験よりも感動的な経験だった」と述懐している。
さらに「キアラがあまりにも素晴らしいので、誰か他の人があの曲を歌えるとは到底思えない。
彼女が正直にレティの感情を表現しているから。“This Is Me”は本当の自分を堂々と受け入れることを歌った美しい歌で、この曲を聴いた人は、みんな共感してしまうんだよ」と世界中の人を共感させるパワーをセトルが歌に込めていることを明かすジャックマン。その言葉通り、音楽を通じ世界中に発信されていくメッセージは「映画が公開されてからずっと、数分で50件近くの“あなたの歌を聞いて希望をもらいました”っていうメッセージがインスタグラムに次々に届くの。
朝起きたら新しいのが来ていて、毎日涙を流す。勇気を持てずに泣いているのは私だけではないと思えるの」と世界中の人々からの反応を明かす。日本でもまだまだ多くの人にとっての唯一無二の人生の応援歌になることは必至だ。
作品情報
タイトル:『グレイテスト・ショーマン』◇配給:20世紀フォックス映画
◇監督:マイケル・グレイシー
◇音楽:ジャスティン・ポール&ベンジ・パセック『ラ・ラ・ランド』
◇出演:ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、キアラ・セトル
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
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